日清食品のロングセラーブランド「カップヌードル」から新商品が登場。ペルー料理の“アヒ・デ・ガジーナ”をテーマにした「カップヌードル」に、SNSでは「味の想像つかない」「食べたことない味」などのような声が上がっています。いったいどんな味わいなのかグルメライターが実食レビューをお届け!
「カップヌードル ペルー式チキンのクリーム煮込み味」
日清食品は2025年10月27日(月)に、「カップヌードル ペルー式チキンのクリーム煮込み味」(筆者購入価格:税込254円)を全国で発売しました。

「世界のカップヌードル」シリーズから登場した本商品は、“世界一の美食の国”ともいわれているペルーの名物料理“アヒ・デ・ガジーナ”*を「カップヌードル」流にアレンジしたものです。
*鶏肉を黄色唐辛子や香味野菜、牛乳などと一緒に煮込み、オリーブをアクセントにしたペルーの家庭料理
チキンのうまみを濃縮したクリーミーなスープに、ニンニクやパプリカなどを加えることで、濃厚かつパンチのある一杯に仕上げたのだとか。

1食(81g)当たりの熱量は402kcal、たんぱく質8.4g、脂質20.6g、炭水化物45.8g、食塩相当量4.6g(めん・かやく2.4g、スープ2.2g)。
新しいおいしさに出合える「カップヌードル」
パッケージには、ナスカの地上絵のようなイラストがデザインされていますね。

調理方法は、カップの中にお湯を注ぎ、3分待つだけでOK。


具材は、白謎肉(味付鶏ミンチ)とたまご、ニンジンの3種類。

さきほどの商品説明のとおり、本当にクリーミーなスープは、鶏の濃厚なうまみのなかにニンニクの風味がふわっと広がります。さらにオリーブの風味も感じますが……正直よくわからない! ガツンとスパイスがきいていたり、辛みが強かったりといった特徴的な味はないけれど、濃厚でコクがあり、深みのある味わいでとてもおいしいです。これまで出合ったことのない味わいだから、ちょっと不思議な感覚になりますね。

カップ麺としての完成度も高いですが、スープだけでも十分なおいしさなので、最後の一滴まで飲み干してしまいました。残ったスープにごはんを加えるのもアリかもしれません。
筆者はアヒ・デ・ガジーナを食べたことがないため、味の再現性についてはまったくわからないけれど、新しいおいしさに出合えることは間違いありません。
「世界のカップヌードル」シリーズが好きな方ならきっと楽しめる一杯だと思うので、ぜひ試してみてくださいね。
(文・写真:奈古善晴/オルメカ)