筆者の友人A子さんは、仲の良いママ友との集まりで、小さな違和感が芽生えたそう。手土産の習慣をめぐる、価値観のズレにまつわるお話を紹介します。
お茶会の手土産
A子さん、Bママ、Cママ、Dママは、頻繁にお互いの家を行き来する仲良しグループでした。
誰に相談したわけでもありませんが、A子さん、Cママ、Dママの間では、「ちょっとした感謝の気持ち」として、市販のお菓子や手作りスイーツを持ち寄る習慣が自然と定着していました。
小さな違和感
ところが、Bママだけは、いつも手ぶらで現れます。
A子さんは当初「手土産は必須ではないし」と気にしていませんでしたが、Bママは皆の手土産を、誰よりも先に、あっという間に食べ尽くしてしまうことが続きました。
そして食後の口癖は、「私って手土産とか持ってくる派じゃないからさ! いつもありがとね~」という、どこか開き直ったような一言。
「感謝はするけど、手ぶらで来て、誰よりも多く食べる」という行動の積み重ねに、A子さんの心には、徐々に小さなモヤモヤが溜まっていきました。
このモヤモヤは私だけ? そう思ったA子さんが、CママとDママに相談すると、なんと2人も全く同じ違和感を抱えていたことが分かりました。
話せば気さくで面白いBママに、皆、手土産というデリケートな価値観の違いについて、口を出せずにいたのです。
「このままだと状況は変わらない」そう意を決したA子さん達は、手土産の習慣そのものを見直すことにしたのです。

