使用感と清潔感のランキング
3つのアイテムを使ってみた結果を、個人の感想でまとめました。
【水の使用量が少ない順】
1位:歯磨きシート(0ml)
2位:歯ブラシ+液体歯磨き(20ml)
3位:歯ブラシ+少量の水(60ml)
【きれいになった順】
1位:歯ブラシ+少量の水
1位:歯ブラシ+液体歯磨き
3位: 歯磨きシート
きれいになったランキングの同率一位は「歯ブラシ+液体歯磨き」と「歯ブラシ+少量の水」でした。
コップを用意する手間を考えると、個人的には液体歯磨きを使う方法が一番良いように感じます。追加でフロスも持っておくと、より細かいところまできれいにできて良いのではないでしょうか。
液体歯磨きとフロスを、非常用持ち出し袋に入れておこうと思います。
災害時の口腔ケアは必須!しっかり備えよう
水が貴重になる災害時は医療体制が不安定になりやすく、気軽に歯医者にかかれる状況ではないかもしれません。
歯のケアがしっかりできないときに起きるのは、虫歯などお口周りのトラブルだけではありません。口内の細菌が気道に入り、誤嚥性肺炎が起きやすくなります。
歯みがきは、細菌に起因する病気のほか、風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症予防にも役立ちます。災害時には特にできる限りのケアをしておきたいですね。
防災の観点からも、今回紹介した方法の中から「自分ならどの方法を選ぶか?」を考えてみてください。まずは一度トライしてみることをおすすめします。
歯ブラシやフロス、液体歯磨きや使い捨てコップなど、必要なアイテムを非常用持ち出し袋に入れ、災害に備えましょう!
<執筆者プロフィル>
シマサキアヤ
フリーランスライター
