筆者がお気に入りの服を着て出かけたある日、思いがけず「まったく同じ服装の人」とエレベーターで鉢合わせ。気まずいような、でもちょっと可笑しいような━━そんな瞬間に思わず笑ってしまったエピソードです。
思わぬ“おそろい”に二度見
ボーダーのTシャツに黒のスカートというお気に入りのスタイルで出かけた日のこと。
娘とショッピングモールのエレベーターに乗ると、小学生の男の子とご両親らしきご家族が乗ってきました。
……思わず二度見。
なんと、奥さんが私とまったく同じ服装。そう、ボーダーのTシャツに黒いスカートです。
お互いに気づいているのに、気づかないフリ。なんとも言えない空気が流れました。
沈黙を破ったのは、子どもの一言
その静けさを破ったのは、男の子の素直な反応でした。
私の方をじっと見て「ん?」という顔。そして、お母さんと私を交互に見比べて、キョロキョロ。
指を差しながら「あれ? あれ?」
「お母さん、あの人、おんなじ服……お母さんが2人いる!」
男の子のコソコソの声が思いのほか大きくて私は思わず吹き出してしまいました。
娘もクスクス笑い出し、お互いの家族が堪えきれず、いつしかエレベーターは笑いの渦に。
全く知らない家族なのに一体感のようなものが生まれた瞬間でした。

