2024年に放送された連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)のミュージカルシーンを使用したコンプライアンス研修ビデオが9日、同局の公式YouTubeチャンネルで公開された。人権を尊重し合える社会の実現を目指し、人権問題への理解を深めることを目的とした「世界人権デー」(10日)に先駆けた取り組みで、「パワーハラスメント」「働き方」「セクシャルハラスメント」という職場の3つの悩みに焦点を当て、主人公の小川市郎(阿部サダヲ)のほか、犬島渚(仲里依紗)、秋津真彦(磯村勇斗)の登場シーンを解決策の事例として紹介。「昭和」を感じさせるテロップや演出が施され、「働き方のヒント」を得られる内容となっている。
昭和の体育教師が1986年から2024年へタイムスリップし、令和では「不適切」とされる昭和的な言動で現代人の凝り固まった価値観に風を吹き込む意識低い系タイムスリップコメディー「ふてほど」。脚本を宮藤官九郎さんが務め、これまで阿部や宮藤さんと多くの話題作を手がけてきた磯山晶さんがプロデュースした。来年1月4日にはスペシャルドラマ「新年早々 不適切にもほどがある! ~真面目な話、しちゃダメですか?~」が放送される。
SPドラマでは連ドラの“その後”を描く。タイムトンネルによって好きな時代へ行けるようになった市郎が、娘の純子(河合優実)の未来を変えるために再び奔走。江口のりこが、市郎の孫娘でEBSテレビ報道局に異動した渚と出会う都議会議員、平じゅん子役で出演する。阿部、仲、河合、磯村のほか、中島歩、錦戸亮、八嶋智人、山本耕史、古田新太、吉田羊らレギュラー陣も出演する。

