女優の波瑠と川栄李奈がダブル主演を務める連続ドラマ「フェイクマミー」(TBS系、金曜午後10時)がこのほど、クランクアップを迎えた。ドラマは12日に最終回が放送される。8月のクランクインから約4カ月にわたって取り組んできたチーム全員が笑顔で最後の場面の撮影を終え、共演者やスタッフへの感謝と本作への思いを語った。
「フェイクマミー」とは?
大手企業で順調にキャリアを積んでいたものの、ある理由から退職し転職活動に苦戦する薫(波瑠)と、人気飲料「虹汁」を手がけるRAINBOWLABの社長でシングルマザーの茉海恵(川栄)という、正反対の人生を歩んできた2人が“母親のなりすまし”という禁断の契約を交わしたことから始まる、ウソと秘密と裏切りが交錯するファミリークライム・エンターテインメント。
出演者コメント全文
波瑠(花村薫役)
「暑い夏からこんなに寒くなるまで本当にみなさんお疲れ様でした! 独身で子どもがいないことは多様性に含まれないのかなど、すごく考えさせられる作品だなと思いながら演じていました。
それと同時に自分に何ができるんだろうと考え、“フェイクマミー”という形で川栄さんとあおちゃん(池村碧彩)とずっと過ごしてきて、2人のためにある自分でありたいなと思いながら過ごすことができた4か月間でした。その気持ちは、本当の家族じゃないけど、それが愛情であったことは間違いないので、そんな感覚になれたことが演じながらうれしかったです。
温かいスタッフのみなさんに恵まれて、大変な時もあったけど、たくさん笑って思い出がたくさんな現場でした。ありがとうございました!」
川栄李奈(日高茉海恵役)
「とてもハードな日々でしたが、スタッフのみなさんと、そして何より波瑠さんとあおちゃん(池村)がいてくれたので一緒に乗り越えることができました。
いち視聴者として、この作品はすごく新しいドラマだなと感じています。『子育てをしながら夢を諦めない』という姿をこのドラマを通して教えてもらいました。私も子どもがいる中で、とても自分の成長になりました。ありがとうございました!」
Snow Man・向井康二(黒木竜馬役)
「TBSドラマが初めてだったので、最初の方とかすごく緊張してRAINBOWLABでは噛み噛みでご迷惑をお掛けしましてすみませんでした…(笑)。
いいドラマに出られて本当によかったなと思いますし、自分としてもお芝居をやっていきたいなっていう気持ちが芽生えてきた中でこの『フェイクマミー』に出られて、ダイアン・津田篤宏さんのシーンじゃないですけども、このドラマのおかげで“キャリアアップ”できたかなという風に思っています! ありがとうございました!」
中村蒼(佐々木智也役)
「お疲れ様でした。あっという間に終わりが来たなという感じです。本当にキャストのみなさんが仲良くて、集まって撮影する日はちょっと楽しみにスタジオに向かっている自分もいて…1人で撮影している時はちょっと寂しいなと思ったり。周りのみなさんのおかげで、今日を迎えられたと思います。
教室の撮影ではスタッフのみなさんが児童のみんなをまとめてくれて、本当にありがとうございました。撮影が進んでいくと、児童のみんなが『ササエル』っていうあだ名で呼んでくれたりして、そんなみんなから親しまれるような名前もつけてくださって本当に感謝です。ありがとうございました!」
池村碧彩(日高いろは役)
「一番最初に私が撮影をした日に、本当にみなさん優しくしてくれて、もうとってもうれしかったですし、これからもっと頑張ろうって思いました!
ママ(川栄)とマミー(波瑠)の2人がお母さんみたいに接してくれて本当にうれしかったし、もう終わっちゃうのが寂しいんですけど、みなさんと会えてよかったです。ありがとうございました!」
田中みな実(本橋さゆり役)
「いつもTBSのドラマに出させていただく時は、なんだか特別な緊張感とうれしさがあるので、また出させていただけるように頑張りたいと思います。
そして、(子役たちと一緒に)こんなににぎやかなオールアップでうれしいです! 子役のみなさんにすごく毎回パワーと笑顔をいただきました。みなさん本当にお疲れ様でした! ありがとうございました」

