筆者が誘われた『ママさんバレー』。熱心な勧誘の裏で耳にした本音が忘れられず、「自分のペースを守ること」の大切さに気づいたエピソード。人づきあいの距離感を見直すきっかけになりました。
熱心すぎるお誘い
子どもが小学生だった頃、ママさんバレーに誘われたことがありました。私は昔からスポーツが得意ではなく、気持ちとしては遠慮したい感じ。
それでも、声をかけてくれたママ友はとてもパワフルで、「初心者でも大丈夫よ」「運動不足解消にどう?」「誰でもできるから!」と熱心に誘ってくるのです。
もちろん好意で声をかけてくれているのはわかるのですが、押しが強すぎて少々戸惑っていました。
胸に刺さった“あの日の会話”
実は私が断った理由は他にもあります。
誘われる少し前にママさんバレーのメンバー同士の会話を偶然耳にしてしまったのです。
「初心者でも大丈夫って言ったら、本当に“ど素人”が来て参ったわ〜」
そんな風に笑い合っている声が聞こえてきた瞬間、胸の内側がギュッと縮むような感覚に襲われました。
軽い冗談だったのかもしれません。でも“初心者ウェルカム”と言いながら、内心ではそう思っていたのかもしれない。
そう考えると、なんとなく息苦しくなってしまったのです。
あの言葉を聞いたあとでは、「大丈夫よ」という勧誘の言葉を素直に受け取ることができませんでした。

