女優の米倉涼子主演で人気を集めた「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日)が、韓国でリメークされることが決まった。韓国大手の制作会社スタジオドラゴンとスタジオS(SBSドラマスタジオ)が制作し、2026年に韓国の地上波放送局SBSで放送される。
「ドクターX」は天才的な腕を持つフリーランスの外科医、大門未知子(米倉)が、病院や組織の権威に屈せず、自らの信念に従って患者を救う姿を描いた医療ドラマ。12年に第1期が放送され、連ドラ7シリーズに加え、映画も公開された。
韓国版は「ドクターX:白いマフィアの時代」というタイトルで、医療の世界を舞台にした社会派サスペンス“メディカル・ノワール”としてリメークされる。日本版の大門未知子にあたるケ・スジョン役を演じるのはドラマ「涙の女王」などで知られるキム・ジウォン。神原晶(岸部一徳)にあたる名医紹介所の所長、チャン・ヒスク役は、映画「パラサイト 半地下の家族」などに出演したイ・ジョンウンが担当する。
内山聖子エグゼクティブプロデューサー コメント
「『ドクターX』はシリーズ当初より海外で多くの人が見てくださる作品でしたが、自身としては、世界各国でローカライズされる『ドクターX』を見たいとずっと願っておりました。
何年も前から韓国や北米のプロデューサーの方々ともリメイクの話をしましたが、この度素晴らしいキャスト、スタッフで成立して嬉しいです。
『世界中にドクターXはいる』と信じています。
オリジナル作品のプロデューサーとしても、『ドクターX』のファンとしても、楽しみにしています」

