3.環境の変化で愛猫のストレスに…
3つ目の問題は、愛猫のストレスです。
おうちで仕事しながら、愛猫をナデナデできるなんて幸せだなぁ―飼い主さんがつい抱きがちな本音でしょう。
ところが、マイペースが信条の愛猫の立場になってみると、まったく正反対の印象です。そのときの心理状態をマンガ的に表せば、「あれ、今日は出かけないのか?」→「まだいる!」→「ずっといるのか…ストレスかも…」と移り変わっていきます。
猫は環境の変化に敏感で、たとえば、引越しは、大事な縄張りを手放すことにつながり、非常にストレスを感じます。
同様に、今まで日中にいなかった飼い主さんが、休みでもないのに終日おうちにいる状況は、愛猫にとって劇的な変化です。慣れるまで時間がかかるのは、当然のことかもしれません。
起床に始まり、食事、毛づくろい、お昼寝、爪研ぎなど、毎日のルーティンワークが、飼い主さんの在宅ワークによって乱されると、愛猫は少し混乱してしまいます。大げさに言えば、お気に入りのクッションを飼い主さんに横取りされたような気分です。
在宅ワーク中は、仕事に精を出しながらも、愛猫の生活リズムも尊重してあげると、無用なストレスを与えずに済みます。そのためには、適度な距離感を保つこと、愛猫の習慣(食事、おもちゃ遊び)のタイミングを守ることが肝心です。
必要であれば、愛猫とは別の部屋で作業することも検討してみてください。
もし在宅ワークで愛猫との関わり方に困ったら、意識的にオン(仕事)とオフ(愛猫)を明確にするようにしましょう。そうすれば、作業も順調に進み、きっと「仕事のち愛猫」で充実したひとときを過ごせるはずです。
まとめ
飼い主さんの在宅ワークでは、仕事を円滑に進めていくためにも、愛猫との関わり方が非常に大切です。
今回は、注意すべき点として、「愛猫のジャマ」、「誤飲と水没のリスク」、「愛猫の心理的プレッシャー」の3つを挙げました。
今までと状況が変わり、ちょっとうれしい飼い主さんとは裏腹に、愛猫は少なからずストレスを感じているかもしれません。
おうちで仕事しつつ、愛猫のリズムをできるだけ守り、適度に距離感を保つと、愛猫もリラックスして、在宅ワーク(毛づくろい、爪研ぎ、お昼寝)に取り組めます。

