動物病院を受診する際の考え方

「自分の体を舐める」という行動のきっかけは、皮膚病などの身体的原因と、ストレスによる心理的原因とがあります。いずれの場合も、執拗に続けることで心身両面の状態が悪化していくと考えられます。
「自分の体を執拗に舐める」犬を診せる場合には、まずは皮膚病などの疾患が無いか診てもらいましょう。疾患が無いまたは治療をしても改善されない場合は、状況を相談した上で、必要に応じて行動診療の専門医を紹介してもらうことも検討してみましょう。
まとめ

犬が自分の体を舐めるのは、本来自然な行動です。犬は、セルフグルーミングといって自分の体についた嫌なニオイや汚れを舐めてきれいにしたり、一時的なストレスから身を守るために自分の体を舐めたりするのが普通だからです。
しかし、体調不良やストレスが長く続いて慢性化しエスカレートしたり、飼い主さんの気を引きたいがためにいつまでも舐めている行為は、身体的な健康のためにも、安心して暮らすためにも良くありません。
舐める頻度や時間、激しさが増してきたら、慢性化のサインです。そうなる前に、体の不調や小さなストレスを見つけて解決してあげるよう心がけることも大切です。

