14日に最終回が放送されるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」がこのほどクランクアップし、生田斗真や井上祐貴ら、主要キャストを演じた17人のコメントが届いた。
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」とは
天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから歌麿、北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、写楽を世に送り出して“江戸のメディア王”として時代の寵児となった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の物語。俳優の横浜流星が蔦重を演じる。
生田斗真(一橋治済/斎藤十郎兵衛役)
「お疲れ様でした! 本当に楽しい役を、しかも二役もいただきまして、すごく幸せな時間だったなと思います。ラストスパート、皆さん大変だと思いますが最後まで駆け抜けて欲しいと思います。どうもありがとうございました。お先に失礼します!」
井上祐貴(松平定信役)
「半年間、今振り返ると自分を鼓舞し続けてきました。収録の前日は『お前は本当にそれで大丈夫なのか』『準備はできているか』と、井上祐貴としても、松平定信としても、戦い続けた半年間だなと思います。この日を迎えられたのは全部署の方々のおかげです。松平越中守にしていただきまして、最後まで支えてくださって、ありがとうございました。本当にお世話になりました」
園田祥太(水野為長役)
「最初の役名はただの『家臣』だったんですが、『水野為長』と言う名前をいただきまして、最終回まで出させていただいて、本当にありがとうございます。しかも殿(松平定信)と一緒にクランクアップという!本当に小さい頃から殿を見てきたので、本当にうれしいです。感慨深いものがあります」
中村隼人(長谷川平蔵宣以役)
「時代劇ファンにはお馴染みの長谷川平蔵宣以を務めさせていただきました。第1回からシケが出たり、シリアスなシーンでもコメディー要素が強めの役で、“カモ平”ともいじられました。そこから約1年半で火付盗賊改方にもなれて、なんとか平蔵の人生を全うできたと思います。これも皆さんの支えのおかげです。ありがとうございました!」
又吉直樹(宿屋飯盛役)
「この物語に出てくる先輩たちのおかげで今の日本の出版業界があると思うと僕も他人事とは思えません。僕は今日から現代に戻って、しっかりと先輩たちに負けないように面白い作品を作りたいと思います。ありがとうございました!」
桐谷健太(大田南畝役)
「クランクインは『屁』で始まり、クランクアップも『屁』で終わる。僕の『べらぼう』人生、本当に楽しませていただきました。感謝しかございません。ありがとうございました」
中川翼(みの吉役)
「こんなにすてきなキャストの方々に囲まれてクランクアップできるのが本当にうれしいです。今回『べらぼう』では基本、横浜流星さんと橋本愛さんと一緒にいることが多くて、二人の姿に本当に憧れを抱いて背中を追いかけたくなったので、また大きくなってこの場に戻ってこられたらなと思います。頑張ります。お疲れさまでした」
くっきー!(勝川春朗役)
「うれしい。うれしいと言うよ。うれしい。すごくこんな光栄なことないと思ってます。ほんま心からうれしい。ありがとうございました」
浜中文一(朱楽菅江役)
「皆さま、お疲れさまです。流星も1年半お疲れさまでした。皆さんまた会いましょう。ありがとうございました」
山口森広(唐来三和役)
「初めての大河ドラマの出演が『べらぼう』で本当に幸せでした。刀で戦うのではなく、芸術で世の中と戦う『べらぼう』がとても大好きでした。そして何より皆さんと毎日芝居できたのが超楽しかったです。本当にどうもありがとうございました」
高島豪志(北尾政美役)
「皆さんお疲れさまでした。最終回まで皆さんとこうやって撮影できたこと、感謝しております。そして政美の頭もツルツルになって出世できたこと、本当に良かったと思います(笑)。皆さんありがとうございました」
ジェームス小野田(元木網役)
「65歳で大河ドラマに初出演、すごく感謝しております。最初は湯屋の主人役で一回だけの出演かなあなんて思っていたのが、頭を丸めて狂歌師の元木網役でまた出させていただきました。皆さん本当に感謝感謝です。流星さんもお疲れさまでした。ありがとうございました」
島英臣(丁子屋長十郎役)
「思えば4月、桜満開のロケ現場で『一旦クランクアップです』とお花をいただいて、2回目、今日もいただきました。とてもいろんなことで充実した日を約1年半続けさせていただきました。どうもありがとうございました。皆さんお疲れさまでした」
高木渉(松村屋弥兵衛役)
「流星さんはじめ、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒にいる時間がとても楽しくて幸せでした。本当にありがとうございました。最終回まで出演できて本当にうれしいです。僕はこの先も、関連ミニ番組の『べらぼうナビかわら版』や大河ドラマ館のナレーションのほうで引き続き番組を盛り上げていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました!」
関智一(奥村屋源六役)
「皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。私も高木渉さんと同じく、ふだん声優をやっているんですけれども、明日は朝10時から『べらぼう』の関連番組『べらぼうな笑い』の収録を頑張ってきます(笑)。これからもべらぼう!」
松田洋治(村田屋治郎兵衛役)
「本当に久しぶりに大河ドラマの現場に戻ってこられたことを大変うれしく思います。子役時代に『徳川家康』とか『草燃える』とかやったなと思い出しながら楽しい時間を過ごさせていただきました。どうもありがとうございました」
中村蒼(次郎兵衛役)
「流星、本当に本当にお疲れさまでした。スタッフの皆様も本当にお疲れさまでした。第1回から出させてもらい、最終回まで出られたらいいなという夢を抱きながら撮影していて、まさに今日、最終回まで出られたことをすごくうれしく思っております。毎回すてきな衣装を着させてもらって、いろんな楽器もやらせてもらって、本当にいろんな思い出があって、思わず長くしゃべってしまいそうです(笑)。みんながどんどんどんどん成長していく中、僕はこのままでいいのかなと思うこともありましたが、次郎兵衛が楽しく生きることで、何かこの時代に生きた人たちへの手向けとなったらいいなと思いながら演じさせてもらいました。ありがとうございました」

