「ちょっとだけエスパー」12月16日最終回あらすじ ディシジョンツリー崩壊→兆(岡田将生)恐怖の計画実行へ…文太(大泉洋)最後の戦いへ

「ちょっとだけエスパー」12月16日最終回あらすじ ディシジョンツリー崩壊→兆(岡田将生)恐怖の計画実行へ…文太(大泉洋)最後の戦いへ

俳優の大泉洋が主演を務める連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の最終回が16日に放送される。自分たちの世界を示す「ディシジョンツリー」が崩壊し、兆=文人(岡田将生)が「ある計画」の実行を決意する。

「ちょっとだけエスパー」第8話振り返り

2055年に実体がある「ノナマーレ」の社長、兆は、現代の世界で誰とも結びつきがない「いらない人間」を利用し、未来の形を変えようとしていた。そしてエスパー5人組の桜介(ディーン・フジオカ)、円寂(高畑淳子)、半蔵(宇野祥平)を解雇。しかし文太(大泉)だけは雇用を維持し、新たなミッションを課した。「やるわけないだろ!」と拒む文太だが、兆は、自分が過去を改ざんするしかないように、文太もこのミッションをやるしかないと静かに言った。

一方、市松(北村匠海)のPCに現れた未来の自分(市松博士=AI)は消えたまま。文太によると、歴史の改ざんには反発が生じ、未来からの介入に対し、世界が戻ろうとする力が働くらしいという。そのため市松はなかなか死なず、久条(向里祐香)の同級生たちも殺されたのではなく、エスパーになれるEカプセルの副作用で亡くなり、兆もみんなが死んで副作用に気付いたという。

四季(宮﨑あおい)は、同棲する文太に引っ越しを持ちかけた。文太は、未来の記憶を上書きするため、鎌倉・江の島へ。そこで四季のなかに文人との「未来の記憶」がよみがえり、複雑な表情を見せた。今の自分と、文人の妻という記憶に板挟みになる四季に、文太は10年後の記憶がインストールされる「ナノレセプター」を差し出した。それがミッションで、35年に四季が亡くなることを兆から聞かされていた文太は、悲劇を回避するため、ミッションを遂行しようと考え、わざと突き放すような態度を取った。

一方、兆は自身の計画を阻止しようと動く市松を拉致。55年で自分が自首すれば、市松博士の死刑はなくなると切り出した。自首の条件は、自分の邪魔をしないこと。市松の干渉で世界を変えるという予定が遅れているとし、手を引くよう求めた。兆は、決して1000万人を殺したい訳ではなく、あくまで世界を正しい形にするためのことと強調。それは、「救いたい人を救うこと」で、その人は今から10年後に死ぬと説明した。自分が死んで代わりに助かるのならそうするのだが、自分が死ぬと、相手も不幸を辿るというのがシミュレーションの結果で、死人の数が多いのが問題ではないと言った。

市松は、過去の改ざんに成功すればここにいる兆は消え、その彼女が死なない未来になったら、兆は生まれないはずと指摘。自首する気のない兆のウソを見抜いた。すると兆は、さらに進んだ話とし、世界が正しい形になれば、過去を改ざんしようとする自分は生まれず、つまりEカプセルのレシピが盗まれる未来はなくなり、市松博士の誤認逮捕もなくなると説明。しかし市松は、この先の未来が変わっても、今ここにいる自分は変わらず、自分が止めなかったせいで1000万人が死んだと思い続けなければならないとし「取引には応じられない。1000万人が死んだほうがいいなんて俺は言えない」と拒否した。兆は「愚かだな。その選択をまた後悔するがいい」と言って消えた。

その後、市松を助け自分が死んだことを思い出した四季は、自宅に戻ってEカプセルを飲みまくる。すると、ディシジョンツリーに異変が起こり、枝が次々と消えたかと思えば、ノナマーレのビルの上に巨大なディシジョンツリーが浮かび上がっていた。文太はそれを遠く離れた場所から見つめていた。

「ちょっとだけエスパー」最終回あらすじ

目の前で崩壊したディシジョンツリーを見て兆は、市松、紫苑(新原泰佑)、久条に対し、ある恐ろしい計画を実行することを決意する。運命の12月24日。クリスマスイブの夜、最後の戦いが幕を開ける。

「ちょっとだけエスパー」とは?

連ドラ「アンナチュラル」「MIU404」「海に眠るダイヤモンド」(いずれもTBS)や、映画「ラストマイル」で知られる野木亜紀子さんが脚本を務める完全オリジナルのSFラブロマンス。会社をクビになり、人生詰んだサラリーマンが「ちょっとだけエスパー」になって世界を救う姿を描く。

配信元: iza!

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