女優の髙石あかりがヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(総合ほか)の第57回が16日に放送される。トキとレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が怪談「水あめを買う女」を聞く。
「ばけばけ」第12第「カイダン、ネガイマス。」(第56~60回)振り返り(ネタバレあり)
ヘブンは、もう1週間以上も金縛りに遭っていた。そんなヘブンにトキはお祓いを勧めるが、日本語ではなかなか伝わらず、肝心の錦織も、なぜかヘブンを避けて迎えに来ないため、トキは成す術がない。数日後、出勤前のトキのもとを錦織が訪ね、ヘブンと距離を取っている理由を語った。錦織は、「私は通りすがりの人間だ。もう人とも深くかかわることはない」と言ったヘブンに落胆したと明かし、自分もヘブンとは深くかかわらず、学校だけの付き合いでいようと決めたと続けた。帰ろうとする錦織に、トキは「お祓い」を英語で何というのかと尋ねた。
この日の朝も、ヘブンは金縛りに遭っていた。トキは、錦織から教わった英文を読み上げた。「れつつごうつえくそしじみ」。取りついた幽霊を取り除いてくれるお祓いを受けてみようと誘うと、ヘブンは興味津々。しかし、トキの知り合いにお祓いができる人がいない。そんななか、トキは松江中の生徒である正木清一(日高由起刀)から寺を紹介され、そこでお祓いを受けた。正木に感謝するトキと、寺の雰囲気に感動するヘブン。すると住職(伊武雅刀)は、この寺に伝わる怪談を紹介しようとした。この展開にトキは大興奮する。住職はヘブンたちを墓地に連れ出し…。
「ばけばけ」第57回あらすじ
大雄寺の風情が気に入ったと伝えるヘブンに、住職は寺に伝わる怪談「水あめを買う女」を語る。住職の怪談に感銘を受けたヘブンは、すっかり怪談に魅了される。もっと怪談を聞きたいと興奮するヘブンに、トキは自分が怪談好きであることを打ち明けたいと思うが、なかなか一歩を踏み出せない。
朝ドラ「ばけばけ」とは?
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。

