朝ドラ「あんぱん」オーディオドラマに!ミセス大森元貴主演でスピンオフ「さいごのうた」久保史緒里、三浦透子、小林虎之介も出演

朝ドラ「あんぱん」オーディオドラマに!ミセス大森元貴主演でスピンオフ「さいごのうた」久保史緒里、三浦透子、小林虎之介も出演

NHKは15日、今年度前期に放送された連続テレビ小説「あんぱん」のスピンオフ企画として、特集オーディオドラマ「さいごのうた」を放送すると発表した。主演を務めるのは「あんぱん」で作曲家のいせたくやを演じたMrs.GREEN APPLEの大森元貴。NHK-FMで1月3日午後10時から、ラジオ第1で同13日午後9時5分から放送し、「あんぱん」で久保史緒里が演じた歌手の白鳥玉恵のほか、三浦透子、小林虎之介が演じる新キャラクターも登場する。

「さいごのうた」あらすじ

1987年、作曲家であり劇団を率いるたくやは、「日本のミュージカルでアメリカ公演を成功させる」という長年の夢のため、稽古に励んでいた。仲間との衝突を乗り越え、ついに幕が上がった舞台は大喝采に包まれる。しかし、その成功の陰で、たくやの体は静かに病にむしばまれていた。92年、柳井嵩(北村匠海)との「アンパンマン」ミュージカルの作曲中、たくやは突然倒れてしまう。「もう仕事はできない」と告げられ、絶望しながら病室で眠っていたある日、看病する妻の薫(三浦)から「嵩さんから」と一通の手紙を渡される。そこには、ミュージカルの新しい歌詞が書かれていた。たくやは嵩とのある約束を胸に、最後の力を振り絞り、メロディーを紡ぐ。

作曲家のたくやはミュージカル「見上げてごらん夜の星を」で音楽を担当し、嵩が作詞した「手のひらを太陽に」の作曲も手がけた。今は劇団も率いている。玉恵は、たくやが作曲、嵩が作詞した名曲「手のひらを太陽に」を歌った人気歌手。今は歌手は引退し、養護施設の先生をしている。薫は、米公演メンバーを決めるオーディションに参加。たくやと出会い、後に、彼の妻となる。小林が演じる八条大吉は、たくやの弟子。劇団スタッフとして働き、たくやからは「ハチ」と呼ばれている。

大森元貴 コメント

「たくちゃんを演じ終えた後は本当にさみしくて、僕自身“あんぱんロス”でした。だからこうして再び演じられるのは幸せです。本編では描ききれなかったたくちゃんの恋愛模様や細かな心情がしっかりと描かれていることに、僕もとてもうれしくなりました。

独特な表情や間がたくちゃんという人物を象徴していたので、声だけで表現する戸惑いもありましたが、収録はふだんの活動に近い雰囲気でリラックスして演じられました。今作は本当に見どころばかりで、さまざまな掛け合いや久保さん三浦さんの歌声、そしてたくちゃんが大切にする人とのつながりが深く描かれています。『あんぱん』ファンの皆さんには、ぜひ聴いてほしい作品です」

久保史緒里 コメント

「印象深い白鳥玉恵役を再び演じられたこと、本編ではご一緒する機会がなかった大森元貴さんと共演できたこと、本当にうれしかったです。同じ時代を共に駆け抜けてきた二人の関係性を今回描いていただいたこともうれしく思います。大森さんとは初のドラマ共演ですが、プロフェッショナルな姿勢に引っ張っていただきました。二人の関係性が自然と完成されていたのは、大森さんのおかげです。実は今作で一緒に歌唱するシーンがあります。台本を読んだ瞬間から緊張しましたが、大森さんから『白鳥さんだ!』と声をかけていただけてうれしかったですし、あの名曲を共に歌える日が来るとは思わず、ものすごく光栄でした」

三浦透子 コメント

「『あんぱん』チームに初めてお会いしたとき、作品への深い愛といせたくやのモデルとなっているいずみたくさんへの強いリスペクトを感じて、最後の妻を演じることに改めて気が引き締まりました。

台本を読むと、私の脳内で大森さん演じるいせさんがしゃべるんです。それがなんだかクスッと笑えてきて(笑)。その中で、薫さんの人柄やリズムを作っていくことは楽しかったです。本番では皆さんとの会話を通して自然と世界観を作ることができましたし、声だけで物語を届ける面白さも実感しました。本当にすてきな物語で、私も演じながら笑ったり泣いたりと心を動かされたので、ぜひ多くの方に聞いてほしいです」

小林虎之介 コメント

「僕の朝ドラデビューは『風、薫る』だと思っていたので、まさかずっと見ていた『あんぱん』に先に出演できるとは思ってもいませんでしたが(笑)、優しくてほっこりする作品の一部になれたこと誇らしいです。

ハチは10年もいせ先生に付き従っていて、本当に尊敬しているんだと思います。いせ先生を演じられた大森さんもとてもすてきで、『この人ならついていきたい』と思うハチの気持ちを自然に演じられました。物語ではいろんな人に出会うので、ハチと一緒に旅をしている感覚がありました。大森さんたちの歌唱シーンもすごく楽しみですし、最後のいせ先生と薫さんの場面は、現場で拍手が起きるほど感動的でした」

配信元: iza!

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