ロボット掃除機「ルンバ」を手がける米アイロボットが14日(日本時間15日)、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表。中国メーカーの傘下に入ることになり、SNSでは「アイロボット」がトレンド入りするなど、さまざまな反応が寄せられている。
アイロボットは中国勢との競争激化などで業績が低迷していた。同社は同日、主要な受託製造先の中国PICEA(杉川)と買収のための再建支援契約を締結し、破産手続きを2026年2月までに完了させる予定だとしている。
ロボット掃除機の代名詞的存在であるルンバのメーカーが中国企業に買収されることが分かり、Xには「ロボット掃除機どうなってしまうん!?」「類似品も出てるけど、自動掃除機といえばルンバだったので」「どうしようもなくなって、結果中国に引き取られたって事?」「持ってる人の今後のアフターケアがどうなるか気になる」などとルンバユーザーを中心に驚きや沈痛なコメントがズラリ。「前から新型が出なくなるとか言われてきてたしな」「愛着あるから生き残って欲しかったんだけどそうもいかんか」と冷静な指摘も見受けられた。
ルンバは2002年に発売され、昨年には世界の累計販売台数が5,000万台を達成していた。

