2026年5月末をもってグループ活動を終了する嵐のラストコンサートの日程が11月下旬に発表された。これを受け、17日までに日本リウマチ学会が総会・学術集会の日程を変更することになった。この決断にネットユーザーからは「賢明な判断」という声が多く上がっている。
3月の札幌公演では北大の入試日程とかぶり…
嵐は、11月22日にファンクラブの公式サイトで「ARASHI LIVE TOUR 2026 『We are ARASHI』」の日程を発表。3月13日の大和ハウス プレミストドーム(札幌市)を皮切りに、東京ドーム(東京都文京区)、バンテリンドームナゴヤ(名古屋市)、みずほPayPayドーム福岡(福岡市)、京セラドーム大阪(大阪市)の5大ドームで開催することになり、5月31日の東京ドーム公演で幕を閉じることになった。
ライブツアーの日程が発表されると、札幌の公演が、北海道大の後期入試の直後に行われることが発覚。受験生のホテルや航空券の確保に影響を及ぼすことが懸念され、松本洋平文部科学相は12月2日の閣議後記者会見で「落ち着いて受験の準備を進めてほしい」と述べた。
また、嵐のツアーは福岡で4月24日から26日までの日程で行われるが、ちょうど同時期に福岡でツアーを行う人気アーティストは嵐だけではない。9月、DREAMS COME TRUEが9年ぶりとなるアルバムツアー「DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2026」を発表しており、福岡では4月25、26日の2日間、マリンメッセ福岡A館で行われる。
この事態を受け、同学会は15日に公式サイトを更新。田中良哉理事長と総会の渥美達也会長の連名で、「予定していた会期中に福岡市内において複数の大型コンサート(嵐は福岡ドームで4万人、DREAMS COME TRUEはマリンメッセA館で1万人、併せて5万人)が開催されることが、11月下旬に判明いたしました」と説明。全国から参加する会員約7,000人の宿泊先や交通手段の確保が難しくなっていることを明らかにし、コンサート開催期間を避けるために予定の会期を1日前倒しすることを決定したと会員に報告した。
この決定に対し、ネットユーザーはXに「1年前には決まっていたはずなのに、日程変更を余儀なくされている」「嵐のツアーには勝てない」と「賢明な判断」「医学の進歩を邪魔しちゃあかんでしょ」「4カ月前に変更って大変すぎる」「臨機応変がすばらしい」と学会の対応にさまざまな声が寄せられた。また「ドリカムと嵐すごいな」「嵐の影響力は台風級」「嵐とドリカムにぶっ飛ばされた」と大物アーティストの影響力に驚く声もあった。
一方で「来年4月の嵐の発生を予測できるなんて、天気予報も進歩した」とボケる人や、「以前は循環器学会が延期になった」と回想するコメントも散見された。

