28日、千葉の中山競馬場で行われる今年の中央競馬最後のGIレース、第70回有馬記念にサンライズジパング(牡4、栗東・前川恭子厩舎)の参戦が正式に決定した。前川調教師が18日、明らかにしたもので、陣営の決断にSNSでは驚きと歓迎の声が上がっている。
実はクラシック候補だった
サンライズジパングは昨年の不来方賞(JpnII)とみやこS(GIII)、今年の名古屋グランプリ(JpnII)を制し、今年のフェブラリーS(GI)に2着に入るなど、ダート重賞の常連馬で、次走も29日の東京大賞典(GI)との両にらみだった。ただ、不来方賞までは若駒S(L)を制し、皐月賞と日本ダービーに出走するなど春のクラシック候補の一角とみられていた芝馬でもあった。
グランプリレースに出走すれば、その日本ダービー以来の芝レースとなるが、Xでは「もう一回芝の長い距離走らせて欲しいと思ってたところ」「本当に有馬行くのおもろい 正直買いです」「どんな挑戦でも応援してるぜ」「なんかありがとう」「お祭り感あっていいと思う」「参戦決定で俄然楽しみになった」と歓迎のコメントが続出。また、鞍上が選定中とのことで「菅原(明良)騎手でホープフルステークスの再現を!」「藤岡佑介を乗せてほしいという願望もある」「JBC2歳優駿で騎乗してた和田竜二騎手なら結構嬉しい」とさまざまな騎手を推す声が上がった。

