18日午後12時36分ごろ、首都高速中央環状線の山手トンネル内で車両火災が発生した。現場に遭遇したお笑い芸人で音楽プロデューサーの古坂大魔王が自身の公式Xを更新し、「ものすごく怖いアナウンスが流れてる」と恐怖の体験をつづり、ファンから心配の声が寄せられている。
火災が発生したのは大井JCT付近で、この影響で同線内回りが大橋JCT（谷町及び用賀方面）、中環大井南入口、西新宿JCT（高井戸方面）などで通行止めとなった。古坂はちょうどトンネルを通過中だったようで「仕事移動中…高速道路、車が全く動かない。そのうち爆音でサイレンが流れ始めた。山手トンネル内で火事」と現況を報告。さらに「ものすごく怖いアナウンスが流れている。初めての経験」と避難を呼びかけるラジオのアナウンスを動画で紹介した。
約30分後に再びXを更新した古坂は、トンネルにいた車が爆発炎上したことが原因だったと伝え、「とりあえず、運転してくれてるタヌーキーくんに任せて…生まれて初めて高速地下から非常ドア使って上に出れました。階段かなり登って、最後行き止まりで…壁についてるでかいボタン押したら…地下シェルターの扉が開くみたいに『ゴゴゴぉー』って上に壁が開いた」と、緊迫したなかで避難したことを明かした。脱出後、自身はタクシーで仕事先に向かったが「トンネルの怖さを知る。下が心配」とトンネル内に残っている人たちを思いやった。
多くの車が通る首都高で起きたトンネル火災に、Xでは黒煙が上がる動画をアップする人も。ネットユーザーは「トンネルでの火災はヤバイ」「怖すぎる」「火災で首都高が機能していない」「火災直撃してずっと待機している」「トンネルから煙がモクモク出てきたけど、どこかで火災起きている？」といった声が続々と寄せられた。古坂にも「車より命優先で」と避難を呼びかける人もいた。
