神奈川大、給費生試験に受験生「古文がめちゃくちゃ難しかった」「途中で選挙カーが通ってイラついた」

神奈川大、給費生試験に受験生「古文がめちゃくちゃ難しかった」「途中で選挙カーが通ってイラついた」

神奈川大(横浜市神奈川区)は21日、2026年度の給費生試験を横浜、みなとみらい両キャンパスを含む全国23会場で実施した。X(旧ツイッター)や受験生向け掲示板などには、試験を終えた受験生のさまざまな声があふれた。

同大の給費生制度とは、広く全国から優秀な人材を募り、その才能の育成を目的とする独自の奨学金制度で1933年から続いている。単に経済支援を目的とするものではないこともあり、返還義務がなく、卒業後の進路拘束もないという。入学すると、初年度に入学金相当額の20万円が給付され、学部に応じて奨学金が4年間支給される。さらに自宅以外の通学者には、年間70万円の生活援助金が4年間受けられる。

ネット上では英語に関して「英検利用の影響で難化が予想されていたが、過去問に比べても簡単すぎる」と予想外の「易化」に驚く声が上がったほか、日本史でも「30分残して全問自信を持って解けた」と手応えを得ている感想が上がった。一方で古典については、「現代文は解きやすかったが、古文がめちゃくちゃ難しかった」「あまり見ない形式の文章で読みづらい」と苦戦を強いられた様子で、「自信がなくて泣いた」という悲痛な叫びも聞かれた。また、数学に関しても「1問絶対間違えていて鬱」と、具体的なミスに肩を落とす書き込みが見られた。

試験内容だけでなく、会場環境に関する不満も。「寒いうえに途中で選挙カーが通ってイラついた」「大通り沿いでよくないかも」など、寒さと屋外の騒音に集中力を削がれた受験生もいたようだ。

配信元: iza!

提供元

プロフィール画像

iza!

ネットで話題のネタや旬なニュースがサクッとわかるサイト 産経デジタル独自の原稿を掲載しながら、産経ニュース、サンスポ、zakzakなどさまざまな媒体のニュースを掲載。気になるニュースや話題がサクッとわかるサイトです。