小田急小田原線と多摩線は22日午前8時20分ごろ、小田原線百合ヶ丘～新百合ヶ丘駅間で線路内に人が立ち入り、駅員らが安全確認を行った影響で、最大30分の大幅な遅れが出ている。小田急線では連日ダイヤが乱れていることから、利用者から不満の声が上がっている。
千代田線は直通運転中止 ロマンスカーも一部運休
通勤通学の時間帯にまたも小田急線で遅延が発生した。上り線では多摩線との合流直後ということもあり、影響が拡大。江ノ島線は各駅停車のみの運転に変更され、ロマンスカーも一部運休、東京メトロ千代田線との直通運転も中止された。同社は公式サイトで、相模大野駅～新宿間の上り線について、最大70分～80分の遅れが生じる可能性があると注意喚起した。
19日にも江ノ島線で窓ガラスが破損するアクシデントで遅延。週が明けた月曜日に今度は、線路立ち入りで大幅な遅れが出たことに怒りを覚える人は多く、Xでは「小田急線」というワードがトレンド入りした。SNSには「先週から呪われたように遅延が続いている」「毎日、毎朝勘弁して」「月曜から30分以上の遅れはキツイ」「またまたまたまた遅延。さすがに請求レベル」「時間通り出勤させてくれ」「沿線に暮らしたことを激しく後悔する」と嘆きの声が続出。さらに「故意に遅らせるなら、みんなに経済損失分を請求しろ」「病気や事故は仕方ないけど、故意なら損害賠償請求してほしい」と怒りをあらわにする人もいた。
また「立ち入りはほぼ痴漢の逃走」「どういうシチュエーション？」「小田急線は線路に立ち入りやすい」「生田駅でもアナウンスあったけど、2駅歩いたの？」「逃げ回ったってどういうこと」と立ち入りの原因について言及する人や、「職場に連絡入れたら、とうとう笑われた」と報告する人もいた。
