米大リーグ、ホワイトソックスが21日(日本時間22日)、ヤクルトからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた村上宗隆内野手(25)と契約合意したと発表した。契約期間は2年で総額3400万ドル(約53億6300万円)。背番号は「5」。入団記者会見が22日(同23日)に本拠地レート・フィールド内で行われる。
ホ軍は2023年から3季連続で100敗以上を喫し、2024年には近代野球ワーストの121敗(41勝)を記録するなど低迷が続いていた。チーム再建へ若手中心の選手構成となっており、来季の予想されるスタメンの多くは20代の若い選手が占める。メジャー1年ながら、村上は再建を目指すチームの中心として打線の主軸を担うことが期待されている。
大谷翔平投手(31)らが所属するドジャースとは地区もリーグも違うが、現在のMLBのレギュレーションでは、1年に全球団と対戦する仕組みになっており、ド軍との今季のインターリーグ(交流戦)はホ軍のホームで6月12~14日(日本時間13~15日)に組まれている。
村上VS大谷、山本、佐々木を観てから、W杯オランダ戦の黄金プラン
6月といえば、米国ではカナダ、メキシコと共催するサッカーのW杯の開催期間でもある。1次リーグF組の日本は14日(同15日)に米テキサス州ダラスでオランダと1次リーグ第1戦を戦う。シカゴからダラスへは飛行機で約2時間40分かかるものの、シカゴで12日、13日のホワイトソックス-ドジャースを観戦してから、ダラスで日本-オランダを観戦することも可能。W杯観戦を計画しているファンにはうれしい日程になった。

