ソフトバンクを自由契約になっていた有原航平投手が日本ハムへの入団を決意したと25日、複数のメディアから報じられた。ライバル球団からの出戻りとなるこのニュースに対し、SNSでは双方のファンから歓迎とエールが送られる一方で、複雑な心境を示す人も少なくなかった。特に背番号を巡る報道で一喜一憂するファンが多く、「背番号11」というワードがトレンド入りする事態となった。
「まだFA使ったことないってマジ?」
有原は2021年にポスティングシステムで米大リーグ、レンジャーズへ移籍したが右肩の手術を受けるなど、2年間で3勝7敗。23年にはソフトバンクと3年契約を結んだ。今季は14勝で2年連続最多勝を獲得し、オフに保留選手名簿から外れ、自由契約となっていた。このまま日本ハムの入団が決まると、有原は国内フリーエージェント(FA)権の資格を行使しないままの移籍となるため、Xでは「まだFA使ったことないってマジ?」「この移籍歴で多分FA権持ったままなの面白すぎる」「自動FA推進派なのでかなりベストに近い結果なんじゃないかなと思ってる」などと驚きのコメントが相次いだ。
また、今回の報道では日本ハムのレジェンドであるパドレスのダルビッシュ有投手とドジャースの大谷翔平投手が背負った「11」の着用に関する言及が二転三転したこともあり、「わざわざご丁寧に『11以外』で」「有原11以外なのね!なら完璧です」と着用に否定的な声が続出。一方で、「大型契約に相応しいから 今回の有原は11にすべきだと思う」と支持する声や、「有原16に達(孝太投手)11じゃダメなん?」「伊藤(大海投手)に11をあげて、有原に17あげる方が納得出来るかも」と他の投手に11を背負わせる案も出た。

