ダウンタウンの冠番組「水曜日のダウンタウン」（TBS系）の人気企画「名探偵津田」第4弾（完結編）が24日に放送され、ダイアン・津田篤宏が“名探偵”となって殺人事件の謎を解き明かすドッキリ企画の第4弾が無事に完結。手の込んだ脚本と壮大な世界観に視聴者が大満足するなか、今回も、前回の「長袖をください」に続く名言が誕生。それを引き出した太蔵（大石ライアン大祐）がSNSで話題になった。
津田の名言引き出す熱演に絶賛の声続々
前編では、「電気イスゲーム」の収録中に死亡した劇団ひとりの死の真相を解くため、津田が群馬県館林市にあるひとりの実家「江田島家」を訪れた。捜査を進めるなか、ひとりの父の皇次が亡くなり、さらに弟の玖馬も何者かに殺害された。100年前に事件を解く鍵があると気づいた津田は、大正14（1925）年にタイムスリップし、そこでかつて恋した理沙・理奈（森山未唯）姉妹と瓜二つの理花（森山）と出会う。江田島家の古い金庫からは1枚の古い家系図が見つかり、そこには津田が大正14年に出会った人物とは異なる名前が記されていた。再び過去に戻った津田は、現在の江田島家が当時は山田家だったことを知った。
この日の放送で、再び100年前に戻った津田が理花に家系図を見せると、理花は「江田島」という名前は使用人である玉助の苗字だと教えた。そこへ理花の許嫁である太蔵が現れ、「理花にちょっかいを出すな」と津田を挑発。2人は小競り合いになった。容姿を批判され、「そんなんで理花ちゃんを幸せにできるのか？」と問い返す津田。太蔵は「お前、どうせひとりじゃ何もできねえんだろ？ 何かひとりで成し遂げたことがあるのか」と嘲笑し、理花のことが好きなのかと詰め寄った。気持ちを押し殺して言葉を濁す津田。太蔵は「群馬でも有数の名家である鈴木家に、山田家から嫁ぐことが決まっているんだよ。残念でした」と吐き捨てた。
もめる2人を理花が止めに入ると、太蔵は「女が口出すんじゃねえ！ 女は黙ってろ！」と激怒。驚く津田と助手のみなみかわをよそに、太蔵はさらに「選挙権もないくせに、男と同等に話せると思うなよ」と言い放った。令和を生きる津田は「お前、俺の時代じゃ許されへんぞ。そんなこと！」と注意するが、理花は「この時代の人の中ではやさしい方です」と太蔵をかばう。その言葉に、みなみかわは「日本って、ようなったんやな」と苦笑いした。
それでも聞く耳を持たない太蔵は、再び理花に「だから女は黙ってろ」と叱責。津田は「俺らの時代ではな、新しい総理が女性になろうとしてんねんぞ」と怒鳴り返した。その言葉に、スタジオでVTRを見ていたメンバーは拍手とともに大爆笑。霜降り明星・せいやは「今の、なんかすごく良かった」と絶賛し、麒麟・川島明も「令和のカウンターいけ」と援護した。さらに津田は、「女性総理が誕生しようとしてるかもしれんねんぞ」と念を押し。理花に向かって「クソみたいな時代やな。一緒に未来行こう。100年後においで」と誘った。
このやり取りに視聴者も大爆笑で、SNSには、
「大正の選挙権ないディスと令和の女性総理カウンター、大笑いしちゃった」
「名探偵津田が返すところが、めちゃくちゃ良いな〜」
「総理の話のところちょっとうるっときた」
「名言を残すな。『長袖を下さい』って言うのがあったが、今度は『俺らの時代はな。女性か総理になろうとしてるねんぞ』か」
「熱い名言飛ばしてて最高。これが令和だ」
「まさか泣かされると思わんかった」
などのコメントが殺到。
またデフォルメした大石の芝居についても
「太蔵と罵り合ってるとこヤバいな」
「太蔵の煽りが特におもしろかった」
「今回のMVPは、名探偵津田から『俺らの時代はな新しい総理が女性になろうとしてんねんぞ！』というコメントを引き出した、太蔵さんやな！」
といった反応があった。
大石は放送後、自身のXを更新。「太蔵でした！凄い嫌な奴でした！！面白かったなぁ。ありがとうございました！！」とポスト紙、理花と腕を組んだ写真を公開した。
