「でんじろう先生」の愛称で親しまれているサイエンスプロデューサーの米村でんじろうさんが25日、情報番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)に生出演した。過去に行った実験映像が流され、放送事故レベルともいえる衝撃映像に、スタジオが騒然となる一幕があった。
この日は「でんじろうのドキドキ大実験」と題し、でんじろう先生自身がヒヤッとした、これまでの実験の数々が紹介された。その一つが、人気テーマ「空気砲」の実験。でんじろう先生は「最初は箱をポンポンと叩いて、ポンと(空気が)出るだけで満足だったけど、回を重ねるごとに『もっと、もっと』って要望がテレビでは出ますよね」と述べ、制作側の要求が次第にエスカレートしていくことがあると説明した。その結果、ドラム缶に入れた可燃性ガスを爆発させ、オードリーの春日俊彰が受ける実験を行うことになったと振り返った。
番組では、その当時の映像を紹介。空気砲を受けた春日が、そのまま後ろに転倒してしまうほどの勢いで、思わずでんじろう先生本人も「ヤッべー」ともらしてしまうほどのインパクトだった。あまりの衝撃に、共演者たちも言葉を失った。
でんじろう先生によると、本番はリハーサルで行っていたものよりも規模が大きくなってしまったという。でんじろう先生は「本番だからスタッフが気合を入れて、ガスの量を増やしてしまったんです。ドラム缶が膨らんでいました」と振り返り、スタジオを驚かせた。

