警察に相談するときの心構え
被害者の中には、「自分にも落ち度があったのでは」と自分を責めてしまう人も少なくありません。ですが、攻めるべきは容疑者です。冷静に状況を見つめ、事実を正直に伝えることが、最も安全な選択です。
また、先述のように被害届を出した後に「やはり取り下げたい」と思い直してしまう人もいますが、それが相手に誤った期待を持たせてしまう場合もあります。警察は「被害者を守ること」を前提に対応しています。自己判断で相手と会ったり連絡を取ったりせず、指示に従うことが大切です。
ストーカー被害は、人間関係の延長線上で起こるため、決して珍しい出来事であるとは言えません。SNSでのちょっとした対応、断りきれなかった優しさ、曖昧な態度。そうした日常の中の行動が、思わぬ誤解を生むことがあります。
とはいえ、むやみに怖がる必要はありません。できることを、できるタイミングで行えば、リスクは確実に下げられます。「違和感」を覚えたら、それは十分なサインです。恥ずかしがらず、一人で抱え込まず、周囲や警察の力を借りてください。その一歩が、あなたの安全と日常を守ることにつながるのです。
