WBC 勝手にプール勝ち上がり予想【B組】ジャッジ、スクバルら揃えた米国が1位通過濃厚も…20年勝ててないメキシコ戦に不安 ユウイチ監督のブラジルは本大会初勝利目標

WBC 勝手にプール勝ち上がり予想【B組】ジャッジ、スクバルら揃えた米国が1位通過濃厚も…20年勝ててないメキシコ戦に不安 ユウイチ監督のブラジルは本大会初勝利目標

第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月5日に開幕する。日本代表「侍ジャパン」にとっては2連覇がかかる大会で、日本はドジャースの大谷翔平投手(31)が参加を表明、山本由伸投手(27)も予備ロースター入りをしていることが判明した。日本が4度目の世界一を目指す大会でどのチームがライバルになるのか-。1次ラウンド各組の戦力を分析した。第2回は米テキサス州ヒューストンで開催されるB組を紹介する。(丸数字はWBSC世界ランキング)

B組(3月6~11日、ヒューストン)◎米国③、○メキシコ⑥、▲イタリア⑭、英国⑲、ブラジル㉒

この組は前回大会準優勝の米国、4強のメキシコとほかの3チームとの間に大きな力の差があり、米国とメキシコで1位争い、残りの3チームで次回大会の本戦ストレートインを争う形になると見られる。

ジャッジに加え両リーグサイ・ヤング賞投手 優勝候補の米国

米国は野手は主将のアーロン・ジャッジ外野手(33)=ヤンキース=を筆頭に、ボビー・ウィットJr.内野手(25)=ロイヤルズ、カイル・シュワバー外野手(32)=フィリーズ=と今回もスター選手をそろえ、課題だった投手陣もポール・スキーンズ(23)=パイレーツ、タリク・スクバル(29)=タイガース=と2025年両リーグのサイ・ヤング賞投手をそろえるなど、過去最強と言っていいメンバーを編成した。日本、ドミニカ共和国を抑えて優勝候補の筆頭といえるだろう。

過去3勝1敗と米国戦得意のメキシコ

そんな最強のチームUSAに土をつけるとしたら、メキシコだ。WBCでの米国戦で通算3勝1敗、その1敗は2006年の第1回大会1次リーグで喫したものだ。初対戦でこそ敗れたが、その後実に20年も米国に負けていない。

前回大会も1次リーグC組で同組で、11-5のスコアで米国に勝っており、1位で通過している。日本はメキシコと準決勝で対戦し、決勝で米国と対戦。侍ジャパンが負けそうだったのはどっちの試合だったか?と聞かれたら、ほとんどの日本人はメキシコ戦と答えるはずだ。

メキシコは今大会もアレハンドロ・カーク捕手(27)=ブルージェイズ、ランディ・アロザレーナ外野手(30)=マリナーズ=ら前回大会に出場したメンバーが多く参戦する。今大会で初優勝チーム(優勝経験チームは日本、ドミニカ共和国、米国のみ)が現れるとしたら、メキシコはその有力候補だ。

ただ、前回大会は強力な先発投手陣を擁していたが、今大会はパトリック・サンドバル投手(29)=レッドソックス、ホセ・ウルキディ投手(30)=FA=がともにトミー・ジョン手術明けとあり、参加は厳しい状況。いくら米国戦を得意にしているといっても、圧倒的な戦力差を目の前にすると1位・米国、2位・メキシコと予想するしかない。

日系人が中心のブラジル

米国と今大会で最初に対戦するのが、ブラジルだ。ヤクルトの松元ユウイチヘッドコーチ(45)が監督を務め、ボー・タカハシ投手(28)=西武、沢山優介投手(22)=ヤマハ=と日系ブラジル人選手が主力を担う。100年前に日本からブラジルに移り住んだ日系移民が持ち込んだことで、ブラジル国内で野球が普及した経緯もあり、プレースタイルも日本に近い。

どの球団と新契約を結ぶかにも左右されるが、メジャーリーガーの父とブラジル人の母の間に生まれたボー・ビシェットJr.内野手(27)=ブルージェイズFA=がチームに加わる可能性もあり、悲願の本戦初勝利&次回大会の本戦ストレートイン確保は夢ではない位置にいる。

ブラジルと次回大会の本戦ストレートイン枠を争うのが英国だ。初出場の前回大会ではコロンビアから1勝を挙げ、メキシコとは1-2の接戦であと一歩まで追い詰めるなど、サプライズチームとして注目を集めた。英国生まれの両親の元に生まれ、2025年にメジャーデビューを果たしたハリー・フォード捕手(22)=ナショナルズ=らに加え、英国領のバージン諸島や旧英国領のバハマ、ジャマイカにルーツのある選手が加わる予定だ。一部ではジャマイカにルーツがある元キューバ代表のアロルディス・チャプマン投手(37)=レッドソックス=やかつて英国領だったナイジェリア出身の父を持つ水谷瞬外野手(24)=日本ハム=をチームに加えるプランも上がっている。

メキシコキラーのイタリアは要注意

前回大会で16強のイタリアは、ビンセント・パスクアンティノ内野手(28)、ジャック・カグリオン外野手(22)=ともにロイヤルズ=が早々に参戦を表明。準々決勝まで勝ち上がった前回大会と同じく、イタリア系米国人の選手が中心となり、ダークホース的な存在となりそうだ。メキシコとは2013年大会、17年大会で対戦し、いずれも勝利している。

この組は戦力的に並べると米国、メキシコ、イタリアとなるが、直接対決の戦績ではメキシコは米国に強く、イタリアはメキシコに強いという奇妙な力関係にある。

ひとまず米国が4連勝で1位、メキシコが3勝1敗で2位、3位イタリア、4位ブラジル、5位英国と素直に予想するが、米国、メキシコ、イタリアが3勝1敗で並ぶなんてことも考えられないわけではない。

配信元: iza!

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