またもギャンブルで借金
わずか2週間後のことです。一志が寝ている間に届いたスマホの通知。
「いつ返してくれる?」
という知人からのメッセージでした。問い詰めると、彼はあっさりと認めました。
「……20万、友達から借りてる。入籍のお祝いとか、いろいろ出費があったからさ」
愕然としました。カードローンを完済した直後に、今度は友人から借金?
「どうして? 義両親があんなに苦労して返してくれたのに!」
「……返すつもりだったんだよ。次は勝てると思って」
「勝てるって何? またギャンブルしたの?」
「……ちょっとだけ」
彼は反省の色を見せるどころか、逆ギレし始めました。
「鈴子がそんなにカリカリするから、ストレスがたまるんだよ」
私は言葉を失いました。信じて、裏切られて。その繰り返しが、私たちの新婚生活の幕開けだったのです。
あとがき:絶望の予兆は、いつも「涙」の裏側に
幸せの絶頂から一転、督促状一枚で日常が崩れる恐怖。信じたい気持ちと裏腹に、現実は非情です。特に「身内が肩代わりして解決」というパターンは、依存の火種を消すどころか、本人の危機感を奪ってしまう最悪のシナリオになりがち。
鈴子さんが彼の涙を「演技」だと気づけなかったのは、彼女がそれだけ純粋に愛していた証拠でもあります。しかし、この最初の違和感こそが、後の悲劇へのカウントダウンだったのです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

