6日午前10時18分ごろ、鳥取県西部と島根県東部で震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は島根県東部で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・2と推定される。津波の心配はない。この地震で、気象庁は「長周期地震動」に関する観測情報を発表し、鳥取県西部で階級4などを観測した。
長周期地震動は、地震で生じる多様な周期の揺れ(地震動)のうち、揺れの1往復の周期が約2秒を超えるものを指す。ゆっくりとした大きな揺れで、地震の規模が大きいほど生じやすく、遠方に伝わる。
階級4は「揺れに翻弄される」
気象庁によると、長周期地震動による揺れの大きさは、震度では十分に表現できないため4段階の階級を設定。階級3で立っていることが困難となり、固定していない家具が移動することがある。階級4では立っていられず、はわないと動くことができず、揺れに翻弄されるとしている。
長周期地震動は2013年3月に観測の試行を開始。16年4月、熊本県宇城市で起きた震度7の熊本地震「本震」で階級4を国内で初めて観測した。直近では24年1月1日に発生した震度7の能登半島地震で観測している。

