女優の髙石あかりがヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(総合ほか)の第69回が8日に放送される。松野家の家族がトキとレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)の結婚を承認。しかしヘブンが「ある理由」でイライラを募らせ、2人の関係が再びギスギスしてしまう。
「ばけばけ」第14週「家族、鳴る、いいですか?」(第66〜70回)振り返り(ネタバレあり)
ヘブンは通訳の錦織友一(吉沢亮)と出雲を旅行。日本滞在記が完成間近だと語るヘブンの前に、松江にいるはずのトキが現れた。ヘブンに呼び出されたという。トキと錦織は、ヘブンの帰国を覚悟するが、ヘブンは「イテモ、イイデスカ?」と切り出し、松江に残りたいと告げた。そしてトキの手を取り、これからもずっとそばにいたいと述べた。うれしそうに笑い合うトキとヘブンを見て、錦織は2人の関係を知った。
帰宅後、ヘブンは松江に残って教師として引き続き働くと宣言。トキにも、一緒に暮らそうと告げた。照れながらうなずくトキだったが、まだ家族に何も報告していないことに気づき大慌てになる。さらに松野家は、ヘブンの女中として働くトキの給金に支えられており、莫大な借金を抱える実家だけでなく、遠戚である雨清水家のタエ(北川景子)と三之丞(板垣李光人)親子も、その金に頼っていた。ヘブンの妻になれば、その収入は途絶える。トキは、ヘブンが翻意して松江に残るということは伝えられたが、自身の結婚については切り出せずにいた。
その夜、隠れて家を出ようとするトキを見つけ、ヘブンは理由を問いただす。結婚を家族に言えていないというトキに、ヘブンは、自分が外国人だから言えないのかと怒りを爆発させるが、トキは本当の理由をどうしても口にできない。翌朝、トキと言葉を交わさないまま、ヘブンが出勤。それを見届けたトキは自宅へ駆け戻り、意を決して家族にヘブンと夫婦になることを告げた。はじめは冗談だと気にも留めない司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)、勘右衛門(小日向文世)だったが、トキの様子に次第に現実を受け止める。いつのまにかこのような関係になってしまったというトキは、異人嫌いである勘右衛門の猛反対を覚悟する。司之介とフミも含めた3人が様子をうかがうなか、勘右衛門が口を開いた。「ええ!」。司之介が「ええというのは…」と確認すると、勘右衛門は「構わんということじゃ」と言い、「好いちょるなら仕方ないじゃろ。おじょのそげな気持ちを、もうわしは止めるつもりはない」と続けた。勘右衛門はその足で思いを寄せる上野タツ(朝加真由美)のところへ向かい、家族が見ている前で「わしと一緒になってごしなさい」とプロポーズ。タツは「待っちょりましたけん」と答え、勘右衛門の求婚をすんなりと受け入れた。「おめでとうございます! おじじさま」と祝福するトキ。勘右衛門も「おじょもな」とほほ笑んだ。
トキは家族に結婚することを伝えたとヘブンに報告。ヘブンはトキを抱きしめて喜んだ。錦織もこの結果を祝福するが、給金日だったこの日、予想通りお金はもらえず、トキは今後の松野家に不安を募らせた。そんな時、三之丞が家にやってきて、お金を催促。トキが事情を話すと、三之丞は「えっ…」と絶句した。そこに風呂から上がったヘブンがやってきて、三之丞と初対面。ヘブンは、「ダレ? ムカシノオトコ?」と疑う。トキは必死にひとまず帰るよう、三之丞に頼んだ。
一方、司之介とフミはトキの結婚を伝えるため、トキの実母であるタエのもとを訪れた。タエは、トキは松野家の娘で、トキがよいのならそれでよいと認めた。安堵した司之介はその流れで、トキが雨清水家に毎月10円を渡していたことを話してしまう。タエは、それは何の話だと驚き…。
朝ドラ「ばけばけ」第69回「あらすじ」
トキとヘブンの結婚が松野家に認められるなか、ヘブンが、三之丞と会っているトキを目撃してしまう。三之丞のことをひた隠しにするトキに再びヘブンは不満を募らせる。晴れて結婚が認められたのに、ギスギスするトキとヘブンを錦織が心配する。
そのころ、雨清水家で母のタエが三之丞にトキの結婚を報告。トキの結婚を知り、三之丞は驚き…。
朝ドラ「ばけばけ」とは?
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。

