赤ちゃんの名付けではかつて「キラキラネーム」と呼ばれる、複雑な漢字や珍しいよみ方が特徴の名前が社会現象になりましたが、近年女の子の名付けでは、古風で日本的な雰囲気を持つ名前「レトロネーム」が人気を集めています。なかでも、根強い人気となっているのが「葉」を止め字に用いた名前「葉止めネーム」です。和の雰囲気とやさしい響きで、多くの親御さんに選ばれています。
今回は2025年11月生まれの女の子3,354名の名前から、今人気の「葉止めネーム」を紹介します。
1位 彩葉(主なよみ:いろは)
女の子の「葉止めネーム」首位は「彩葉」でした。「彩」は色づきや多様さを表す漢字で、個性や感性の豊かさを連想させます。「葉」と組み合わせることで、自然の中でのびやかに広がるイメージが生まれます。
紅葉が見頃を迎える11月は、木々の色づきそのものが印象的な季節。「彩」という字が秋の景色と重なりやすく、季節感のある名付けとして支持を集めたと考えられます。
「自分らしい色を大切にしながら成長してほしい」という想いが感じられる名前です。また、「いろは」という響きは「いろは歌」を連想させ、非常に古くからある日本語の語感であることから、古風な情緒を感じさせます。
2位 柚葉(主なよみ:ゆずは)※同率
同率2位は「柚葉」。「柚」は香り高い果実として親しまれており、12月の季語「柚子湯」にも用いられる漢字です。晩秋から冬へと季節が移ろう11月は、「柚」の人気が高まる季節とも言えます。
「葉」と組み合わせることで、自然とのつながりや落ち着いた和の雰囲気が加わり、古風で品のある響きに。「自然とともに健やかに育ってほしい」という願いが込められているのかもしれません。

