1月下旬に中国へ返還される上野動物園(東京都台東区)で飼育される双子パンダの観覧最終時間のチケット抽選申し込み結果が16日、発表された。パンダを観ることができる最後のチャンスだけに、当落にさまざまな反響が寄せられた。
日本で誕生したジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイは、2025年12月15日に中国への返還が発表された。その後、上野動物園は予想される混雑を回避するため、自由観覧を中止し、同23日からはオンラインでの先着予約を導入。さらに返還が直前となった今月14日から最終日の25日までは抽選申し込みとなった。この日、発表されたのは25日の観覧最終時間となる午後3時45分からの枠。通常30分枠に400人が当選するが、最終時間は15分枠に100人と狭き門となっていた。
現在、国内にいるジャイアントパンダは、上野動物園の2頭のみ。2月以降は、パンダが初来日した1972年以来、約半世紀ぶりに国内にパンダが不在となる。それだけに最後に一目見たいと思う人は多かったようで、観覧券は争奪戦となり、SNSには「2回当たったけど、最後に日に会いたかった」「抽選全滅」「先着も買えず、抽選も外れ、お別れできない」「保護サポート基金何年も継続したのに外れた」「全滅。パンダの神様に面会拒否された」と嘆く声があふれた。
一方で「倍率高いから仕方ない」「雰囲気だけでも味わいたいから最終日には動物園行く」「どんな場所でもパンダたちが元気に過ごしてくれたら、ハッピーです」と気持ちを切り替える人がいたほか、「同行させてくれる方を探しています」と呼びかける人もいた。
シャオシャオとレイレイは、25日の観覧終了後に1月下旬に中国へ返還予定だが、詳細は発表されていない。

