女優の松下奈緒が主人公の朝比聖子を演じる連続ドラマ「夫に間違いありません」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第3話が19日に放送される。聖子は「死んだ」ことになっている夫の一樹(安田顕)が生きていることを藤谷瑠美子(白宮みずほ)に知られ、口止めのために金を持って会いに行く。「夫とはもう会ってほしくない」と伝えるが…。
「夫に間違いありません」とは?
遺体の取り違えというショッキングな事件から着想を得たオリジナル作品で、ある日突然、夫が失踪し、その後に事故死したと告げられながらも、1年後に生きて戻ってきた夫と再会するというヒューマンサスペンスドラマ。家族たちを守るために奮闘する母親の姿が描かれる。
「夫に間違いありません」第2回振り返り(ネタバレ)
一樹が生きていると知った瑠美子が聖子の前に現れた。「旦那さん、本当は生きてますよね?」。瑠美子は失踪中に一樹と同棲していたことを明かし、彼が“死去”したと報じるネットニュースを見せる。亡くなったと嘘を突き通す聖子に対し、瑠美子は直前まで一緒にいたことを告げ、「2人で何を企んでいるんですか?」と挑発。再訪を予告して去っていった。
恐怖を覚えた聖子は、すぐに一樹に連絡。失踪時に300万円を持ち逃げされたことを思い出し、瑠美子と一緒になるために家族を捨てたのかと追及した。一樹は、瑠美子に今の住まいは知られておらず、彼女には自分が生きている証明もできないはずと聖子を諭し、もう二度と彼女とは会わないと約束した。
別の日、聖子の息子、栄大(山崎真斗)が、同級生の藤木快斗(二井景彪)から脅迫を受けた。2人は難関校の推薦を狙うライバル同士で、快斗は、栄大が不登校になれば自分が推薦を得られると考え、脅迫文を送っていた。
同じ頃、聖子が営むおでん屋「あさひや」に弟の貴島光聖(中村海人)が訪れ、交際相手の九条まゆ(松井玲奈)が妊娠したため結婚を決意したと報告。喜ぶ聖子だったが、まゆの母親は国会議員の九条ゆり(余貴美子)で、和やかに進む顔合わせの場に、ゆりの汚職疑惑を追及するゴシップ誌記者、天童弥生(宮沢氷魚)が現れた。ゆりは無礼な態度の天童を冷徹に“撃退”。すると、顔合わせを終えて帰宅する聖子の前に、再び天童が現れた。九条家との関係を尋ねられた聖子は相手にしないが、天童の手の傷が気になり、持っていた絆創膏を差し出した。それはイルカがデザインされたもので、天童は、以前取材で潜入したキャバクラで見かけた一樹も同じ絆創膏をしていたことを思い出し、「偶然なのか?」と疑惑を深める。
帰宅した聖子を、紗春と希美(磯村アメリ)の親子が待っていた。行方がわからない夫、幸雄(今里真)の捜索に執念を燃やす紗春は、以前希美を看病してもらった礼を伝え、また娘を預かってほしいと頼む。一樹と取り違えた遺体が幸雄ではないかと疑う聖子は、紗春との接触を避けようと断るが、義母のいずみ(朝加真由美)が引き受けてしまう。
翌日、家を訪れた希美に、聖子の娘、亜季(吉本実由)は赤ちゃんの頃の写真を見せた。写っていた絵本について質問する希美に、亜季は「ヘンゼルとグレーテル」と答える。希美が「なぜ子供たちは森へ行ったの?」と尋ねると、亜季は、貧乏な父親が子供を捨てたからだと語り、「子供を捨てるなんて、悪いお父さんだよ」と続けた。
瑠美子と会わないと誓った一樹だったが、ある日、楽しそうに帰宅する家族の姿を目撃し、さびしさを紛らわせようと、パチンコ店へ向かう。そこへ瑠美子が現れ、不敵な笑みを浮かべた。
瑠美子に、朝比家が保険金を受け取ったことや自分が戸籍を買ったことを知られた一樹は、口止め料として500万円を要求されたと聖子に告白。「俺に脅されたと言えばいい」と助言し、自ら警察に出頭する決意を示した。家族を守りたい聖子は、瑠美子の要求を飲んでATMでお金を下ろす。その姿を快斗が動画で撮影していた。しかしその裏で、一樹は「うまくいったよ」と瑠美子に報告。瑠美子は「500万入ったら、二人でお祝いしようね」と笑った。
その頃、留守番をしていた亜季は、「ヘンゼルとグレーテル」を読み、以前聖子が言っていた「子供たちを捨てた父親は、本当は2人を愛していた」という言葉を栄大に伝える。栄大は、愛していたら捨てるようなことはせず、その父親は弱い人間だと言い切り、「弱い人間は、きっとまた裏切るから」と語った。
夫に間違いありません」第3回あらすじ
瑠美子を口止めするため、聖子は500万円を手に自ら瑠美子のもとへ向かう。 一樹をなれなれしく「ズッキー」と呼び、挑発的な態度を見せる瑠美子に、聖子は「夫とはもう会ってほしくない」と言い放ち、けん制する。
同じ頃、栄大は藤木にある動画を見せられていた。それは、聖子が一樹のアパートに入っていく映像で、聖子が不倫をしているのではないかと侮辱された栄大は、思わず藤木の胸ぐらをつかみ、拳を振り上げる。学校から呼び出された聖子は、温厚な栄大がなぜ暴力に訴えるようなことをしたのか理解できず、おどけて本当のことを言おうとしない息子の様子が気になった。
一方、イルカの絆創膏に違和感を持った天童は聖子の過去を調べ始める。
また、一刻も早く平穏な日常を取り戻したい聖子は、隠蔽を悟られないよう、できるだけ他者との関わりを避けようと警戒するが、紗春が近づいてきて、心理的に追い詰められていく。その直後、部屋にいたはずの亜季が姿を消す。

