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猫が『ご飯を食べた後に顔を洗う』理由4つ 実は野生の名残が残っている?

猫が『ご飯を食べた後に顔を洗う』理由4つ 実は野生の名残が残っている?

猫が顔を洗うと雨が降る?

窓の外の雨を眺める猫

平安時代には、猫が貴族たちのペットとして可愛がられていたことが、複数の文献に残っています。そのため、日本には猫に関する諺もたくさんあります。その中でもよく知られているのが、「猫が顔を洗うと雨が降る」というものです。

とは言え、猫が顔を洗えば必ず雨が降るというわけではありません。しかし、この諺にもそれなりの理由があります。猫のヒゲの根元には、多くの神経が集中していて、空気の微かな動きや湿度変化によるヒゲのわずかな動きを神経が捉え、精度の高いセンサーとして役立っています。

猫が顔、特にヒゲを真剣にケアする理由のひとつに、湿度が高くなり水分で重くなったヒゲに「違和感」を覚えたからというものがあります。猫が真剣にヒゲをケアしているときは、雨が降りやすい天候である可能性が高いのかもしれません。

とはいえ、食べた後に毎回見せる顔を洗う行動には、また別の理由があるようです。次章で、見ていきましょう。

猫がご飯を食べた後に顔を洗う理由

顔を洗う猫

1.口の周りについた食べかすを落とすため

まず、最も説得力のありそうな理由が、「口の周りについた食べかすを落とすため」です。私たちも、食事を終えた後にはナプキンで口の周りを拭きますが、それと同じ理由で猫が顔、特に口の周りを丁寧に洗っているのだと考えられます。

特にウエットフードは口の周りにつきやすいため、ドライフードを食べた時よりも丁寧に顔を洗うかもしれません。

2.食べ物のニオイを落として気配を消すため

次によく聞く理由が、「口の周りについた食べ物のニオイを消すため」というものです。猫の狩のスタイルは、待ち伏せ方式です。食べ物のニオイを撒き散らしていたら、獲物に存在を知られて狩を失敗する確率が上がるため、それを防いでいるというものです。

また、食べ物のニオイを消すことは、天敵から身を守るためにも役立つため、食べた後に顔を洗って食べ物のニオイを消すことは、猫にとって重要なことなのだと考えられます。まさに、現代の猫に受け継がれている、野生時代の名残と言える習性です。

3.リラックスしながら食後の余韻に浸っている

猫は、自分の不安を落ち着かせるためにもグルーミングをします。そのため、食後に顔を洗う行為が、自然とリラックスするためのグルーミングに変化することもあるでしょう。リラックスして、食後の余韻に浸っていることもあるかもしれません。

4.ヒゲの精度を保つため

同じように、食後の顔洗いから、徐々にヒゲの精度を保つためのメンテナンスに移っていくことも考えられます。猫は、平衡感覚や通り抜けできる空間の判断など、ヒゲでたくさんの情報を得ます。そのため、顔を洗ったついでに、ヒゲの状態を確認しているのかもしれません。

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