18日に放送されたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合ほか)の第3回に、俳優の松下洸平演じる松平元康が初登場。2024年の「光る君へ」以来、2年ぶりとなる松下の大河出演に、ファンたちが盛り上がった。
大河「豊臣兄弟!」とは?
天下人、秀吉となる藤吉郎(池松壮亮)を補佐役として支えた弟、小一郎の目線で戦国時代をダイナミックに描く大河。のちのに秀長となる小一郎を俳優の仲野太賀が演じ、連続テレビ小説「おちょやん」や、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」(以上、TBS)などのヒット作で知られる八津弘幸さんが脚本を担当する。
のちの徳川家康、元康(松下洸平)の凛々しい甲冑姿にSNS沸く
この日の放送で、小一郎や藤吉郎が仕える織田信長(小栗旬)と対立する駿河の大名、今川義元(大鶴義丹)が、信長が治める尾張へ約2万5千の兵を率いて進軍。じわじわと今川軍が迫るなか、何もしない信長に、家臣たちは焦りを募らせた。
今川配下の元康は、義元の指示で大高城へ兵糧を入れ、織田勢に囲まれて身動きが取れなかった城守の鵜殿長照(水野直)を喜ばせた。しかし、元康は納得いかない様子で、「思ったほど敵の手ごたえがなく、うまくことが運びすぎているように思いまして」とつぶやいた。長照から「大役を果たしてそのゆとり。さすが岡崎衆じゃ!」とたたえられても、表情を変えない元康。家臣の石川数正(迫田孝也)から、「太守様(義元)にお伝えしますか?」と聞かれたが、「いや、やめておこう。わしの考えすぎじゃ」と返した。眉間にしわを寄せた神経質そうな元康の表情は、今後の波乱を予感させた。
松下は、「源氏物語」の作者、紫式部の生涯を描いた「光る君へ」でヒロインまひろ(吉高由里子)と悲恋を繰り広げる対馬出身の宋の見習い医、周明(ヂョウミン)を好演して視聴者を魅了した。この日、甲冑姿で2度目の大河出演を果たした松下の凛々しい姿にファンは大興奮で、SNSには「麗しい松平元康…。勘が良くて眼光が鋭いのも良い」「松下洸平、出てきた! きゅんじゃないですか」「金陀美具足が良くお似合い」「配役ピッタリ」といったコメントが殺到した。
のちに徳川家康となる元康。23年放送の「どうする家康」では松本潤が演じ、大高城への兵糧入れ前後の時期は、聡明ながらも臆病で優柔不断な「頼りない若殿」という印象を強く残した。対してこの日の元康は、聡明さはそのままに、思慮深く慎重で、“松潤版”とは対照的な武将として描かれた。両作の元康を比較する視聴者も多く、「『どうする家康』より賢明そう」「松潤版と違って初手から戦人としてかなり手強そう」「物静かな青年から微かに漂う曲者感」といった感想が寄せられた。

