俳優の竹内涼真が主人公の飛奈淳一を演じる連続ドラマ「再会~Silent Truth~」(テレビ朝日系、火曜午後9時)で、神奈川県警捜査一課の刑事、南良理香子(江口のりこ)が鋭い洞察力を発揮し存在感を示している。所轄刑事の淳一とともに殺人事件の捜査に当たる彼女の姿に、往年の名作刑事ドラマを重ねる視聴者も多く、今後の展開に期待が高まっている。
「再会~Silent Truth~」とは?
第56回江戸川乱歩賞を受賞した作家、横関大さんの同名小説を原作にしたヒューマンラブミステリー。「23年前に埋めたはずの罪」が時を超え、主人公や同級生たちの人生を大きく変えていく様子を描く。
神奈川県三ツ葉市で、スーパー店長、佐久間秀之(小柳友)が射殺される事件が発生。所轄の三ツ葉署の刑事、淳一らが捜査にあたるなか、現場の銃弾が23年前の強盗事件で殉職した清原和雄(弓削智久)の拳銃のものであることがわかった。その拳銃は、当時奪われた現金3000万円とともに行方不明だった。実はその銃を持ち去ったのは、当時事件現場に居合わせた小学生時代の淳一、万季子(井上真央)、圭介(瀬戸康史)、直人(渡辺大知)の4人。拳銃はタイムカプセルに入れられ、彼らが通った小学校の桜の木の下に封印されていた。
南良(江口のりこ)取調室占有しバナナ頬張りながら推理
20日に放送された第2話で、南良は23年前の強盗事件を含む資料を精査。2つの事件の関連性を洗い出すなか、強盗事件で和雄と犯人以外に、流れ弾に当たって命を落とした栗原秋生という銀行員がいたことに注目した。さらに、淳一たち4人が事件の当事者であったことにたどり着き、淳一が異動で故郷の同市に戻った直後に今回の殺人事件が起こったことに、何らかの意味を見出したようだった。また、スーパーの防犯映像データの一部が欠損していたことをキッカケに、万季子が息子の万引きの後始末をするために現場のスーパーを訪れていたことも見抜くなど、物語を大きく動かした。
淡々とした口調で少しずつ核心部に近づく南良。SNSには
「南良さんすげぇ…」
「秒で気づかれた……」
「リアルタイムでドラマ見てんのかってくらい見透かしている」
といったコメントが並んだ。
相手を選ばず丁寧な言葉遣いで話すが、内面が読めない南良。第2話でも、署の取調室を占有し、バナナを頬張りながら推理する独特のスタイルが注目を集めた。そのマイペースな振る舞いに、往年の名刑事を思い出すドラマファンも多く、
「杉下右京より鋭そう」
「完全にコロンボだw」
「江口のりこに古畑任三郎をやってもらいたいし、今泉慎太郎役の竹内涼真が振り回されて半泣きになる姿が見たい」
といった声も寄せられた。

