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「キャティオ」がストレスを軽減し、幸せな猫にしてくれる 米国で建設がブームに

「キャティオ」がストレスを軽減し、幸せな猫にしてくれる 米国で建設がブームに

猫が元気になる「キャティオ」

キャティオでくつろぐ猫たち

画像はイメージです

米国デンバーに住むSalli Squires Cookさんが初めて保護猫Bubbyを自宅に迎えたとき、「この猫には今まで知らなかった、ぜいたくな暮らしをさせてあげたい」と考えました。

そこで彼女は、2019年にコロラド州に本社のある会社Cat Topiaに連絡しました。「昼間は猫たちが自由に動き回れる一方で、夜間は猫を安全に守れるようなケージが欲しい」と伝え、「キャティオ」(猫用の囲い)が実現したのです。

自宅ガレージからアクセスできる長方形の囲いには防護フェンスがほどこされ、Bubbyが走り回れる通路と階段があります。費用は2000ドル(約31万円)でした。やがて2匹目の猫を飼い始めるころには、5000ドル(約77万円)をかけてこのキャティオを倍の大きさに拡張することを決めました。

「新しいキャティオには、上り下りが苦手なメス猫のためにスロープが必要でした」と彼女。現在は4匹の猫(Mariah 13歳、Bubby9歳、Lewis5歳、Proxi 1歳)を飼っています。

「猫たちが鳥やリスなどを見ることができるように、中庭の木々の間に橋をかけました。安全のために頑丈で厚いフェンスを張り、雨風を遮断する丈夫な屋根と掃除のために中に入れる人間用のドアもついています。雨風に強い木材を使い、囲いの中に『隠れることができる場所』も用意しました」と彼女。

「猫たちはここで日光浴をしながらビタミンDを摂取できます。新鮮な空気を吸い、鳥やリスを観察することで狩猟本能を研ぎ澄まし、より元気にもなります。しかも野生動物に害を与えることはないのです。うちの2匹の猫は以前は外飼いだったのですが、囲いのおかげで室内飼いへの移行がとてもスムーズでした」

コロナ禍で増えたペット飼育

キャティオで日向ぼっこをする猫

画像はイメージです

American Pet Products Association(全米ぺット製品協会)の2025年版「犬と猫に関する報告書」によると、全米で2024年に猫の飼育数が前年比23%も増加し、約4900万世帯が少なくとも1匹の猫を飼っているほどの人気になっています。

ASPCA(全米動物虐待防止協会)の調査によると、コロナ禍でペットの飼育者数は全体的に急増し、2300万人以上の米国人がこの期間にペットを飼いました。しかしペットの世話は決して簡単ではありません。獣医での診察や投薬、食事、ペット保険など、平均寿命10年の犬を飼うには約34550ドル(約535万円)、同16歳の猫を飼うには32170ドル(約498万円)の費用がかかります(ペットオーナーと散歩代行業者やシッターを繋ぐサイト「Rover」による)。

さらに高級キャティオに数百万円を費やす人もいるのです。Cat Topia社では最近、ニュージャージー州バーリントン郡に豪華な猫用キャティオを受注・建設しました。屋根付きの塗装済み36平方メートルの囲いと、長さ30メートルのトンネルをもち、価格は12万5000ドル(約1935万円)でした。この地域の平均住宅価格の3分の1に相当する高額です。

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