信じられない借金額
修二は私に黙って、義母から60万円を借りていたんです。しかも、それを元手にギャンブルを繰り返し、借金は雪だるま式にふくらんでいました。 問い詰めると、彼はもう隠しきれないと悟ったのか白状しました。
「知人や職場、親戚からも借りてて、実は全部で……1000万近くある」
目の前が真っ暗になりました。1000万円。普通の会社員が、ギャンブルで作っていい額ではありません。 そこから、私の地獄のような返済生活が始まりました。彼の給料はすべて返済に回り、足りない分は私の独身時代の貯金から切り崩す日々です。
「大丈夫、コツコツ減らしていけばかならず返し終わるから頑張ろう」
自分に言い聞かせ、ボロボロの服を着て、食費を削り、私は必死に耐えていました。でも、修二のギャンブル依存症は、私の想像を絶する深刻な状態だったのです―――。
あとがき:信じる心と「甘さ」の境界線
「いつか変わってくれる」――愛する人を信じたい気持ちは、優しさゆえの弱点でもあります。アカリさんの献身をあざ笑うかのような修二の裏切りは、決して許されるものではありません。
依存症という病、そして親子の歪んだ共依存。序盤から息苦しい展開ですが、真面目に生きる女性がなぜここまで追い詰められなければならないのか。彼女の「能天気だった」という自責の念が、あまりに切なく胸に刺さります。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

