中島歩×草川拓弥は“アチチ”な関係 「ベイビーわるきゅーれ」からつながるバディ感に注目 テレ東「オレババ」対談

中島歩×草川拓弥は“アチチ”な関係 「ベイビーわるきゅーれ」からつながるバディ感に注目 テレ東「オレババ」対談

俳優の中島歩と草川拓弥がダブル主演を務める連続ドラマ「俺たちバッドバーバーズ」(テレ東系、金曜深夜24時42分)。田舎町にひっそりと佇む「月白理容室」を舞台に、表の顔は理容師だが、裏の顔は「裏用師(リヨウシ)」として、表社会では解決できないトラブルを解決する、日暮歩(中島)と月白司(草川)が活躍する姿を描いている。2024年に放送された連ドラ「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」(同局)の阪元裕吾監督による“理容師アクションコメディー”。「ニューヒーロー」を演じる中島と草川にこの作品の見どころや裏話などを聞いた。

――阪元作品の印象は?

草川「阪元さんが描く世界観からは、日暮の熱いセリフや、月白の心ないセリフのやりとりからもそうですが、コメディーだけどどこか情熱が伝わってくるなと感じています。あと、段取りからテスト、そして本番までの一連の流れをモニターの前で見ている阪元さんが見せる満面の笑みがいいんですよ。それを見ただけで演じていて救われる瞬間だし、『あなたがその顔で見てくれるなら、怖いものはないな』という自信につながります」

中島「阪元監督のその顔が一番の演出かも。もしかしたら、彼を喜ばせるためにやっているのかもしれない」

草川「段取りとかでも笑っているので、一番楽しんでくださっているなと思うと同時に、書かれた本がすごくいいものになっているんだろうなといううれしさと、『やってやるぞ!』という気持ちが芽生えますね」

中島「台本そのものが、すでに演出されているなと感じます。阪元さんが書いてるわけですし。でも、僕が結構ズケズケとアイデアを出すから、年下の阪元さんが遠慮していたら嫌なので『ここはいらないとか、きちんと言ってください』と伝えたら、『言っていいんですか!?』って聞かれて。やっぱり気を使っていたんだなと思いました」

草川「確かに、監督が中島さんに『それはやめてください』と言っているのを見たので、遠慮していないと思いますよ」

中島「『(阪元監督のモノマネで)それはやめましょう』ってね」

草川「そんな感じです(笑)。うまいですね、モノマネ!」

――草川さんは、「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」にも出演されていますが、阪元監督の指示で印象に残ったことは?

草川「今回のアクションは月白のキャラクターに寄せていて、“見せるアクション”なので、月白らしいムーブがあったり、必殺技があったりと、伏線になりそうな動きが多いんです。理容室での何気ないシーンとか、会話劇が始まる前に少しだけアクションを取り入れているのですが、そういう細かいところは阪元さんからのアイデアです。この先の展開でこの動きをする予定があるから、ここで動きを入れてみようかと提案してくださるので、作品としてもプチ伏線になるし、面白みがあって、すてきだなと思いました。それを言われた時はすごくうれしかったので印象に残っています。あと、台本を読んだ時、阪元さんは僕の狂った表情をまた見たいのかなと思いました。『ベビエブ』で演じた夏目敬と月白が少し近しいキャラクターだったので、またあの時の表情が見たいんだろうなと(笑)」

――日暮は年下の月白からズケズケと言われるキャラクターですが、どういう感覚で演じているのでしょうか?

中島「年齢のことは考えなかったですね。日暮はバカで『こんなことも分からないの?』みたいなことを言ったりするキャラクターだから、気にしていないんじゃないでしょうか。それに、月白も変だから、ボケとツッコミみたいな感じでいいバランスなのかも。持ちつ持たれつみたいなところもあるから、いい塩梅でいいコンビになったらいいなと思っています」

草川「中島さんが、本読みの段階から『すごく熱くて、いい作品にしたい』ということをおっしゃっていたので、日暮は年上ですが、遠慮せずに挑ませてもらいました。もちろんプレッシャーも同時に感じましたけど、怖いものはないなとも思ったので。あと、阪元さんと一度ご一緒していたこともあったし、そこの安心感で正面からぶつかっていったような感じですね。中島さんが受け止めてくださって感謝しています」

――日暮は「歩」という名前ですし、中島さんに当て書きされているのでしょうか?

中島「全部そうなんです。特にどこがと言われてもすぐにどのシーンとは言えないんですけど…」

草川「でも、一番最初のプロット段階だと日暮は歩ではなかったんですよね。全然違う名前だったらしいですよ」

中島「そうなの? 違ったんだ」

草川「隣で見ていいて、中島さんはセリフを言っているようで言っていないことの方が多くて、ほぼほぼアドリブでしたし、そんなキャラクター性が日暮ともマッチしていたんじゃないかなと思いました」

――劇中で、月白もすごくいいタイミングで現れますよね

中島「そうなんです。ここぞというところで現れますよね。やっぱりドラマですからね」

草川「そういう見どころも含めて、戦隊モノ感もあるなって。日暮と月島は、本当に新しいヒーローですよね」

――そんな2人の関係は、今後、どのような変化を見せるのでしょうか

草川「月白が素直になれない性格なので、後半に向けて話が進んでも『こいつとは仲良くなれるのか?』という感情は変わらないんですが、はたから見たらすごくいいバディになって見えるのがこの作品の良さでもあると思います。そこのバランスが大事だなと思います。日暮と月白は、もともと仲が良くないので。日暮は借金返済のために仕方なく月白と一緒にいるけど、話が進むにつれて逆に月白がどんどん巻き込まれていくので、そこの面白さはあるかなと思います」

中島「2人の関係はどんどん“アチチ”になってくるので、そこは見どころです。特に終盤はすごく男らしい感じの熱いバディになっていきます。でも、それは、仲がいいということではないです。俗にいう、ソウルメイトなんじゃないかなと思います」

――第4話以降の見どころをお願いします

中島「豪華ゲスト、やばい俳優さんたちが勢ぞろいして、みんな変な仕事しています(笑)」

草川「本当に豪華ですよ。本当に個性的。すごすぎます! 日暮に巻き込まれる月白も見どころです。なんだかんだ文句を言いながら、何も考えずに正面から必死に守ろうとしに行く日暮と、それを守ってあげる月白のデコボコ感は見どころかなと思います」

中島「バトルも見どころですよね。後半は特にバトルがたくさんあります。あと、日暮で言うとずっとモノマネをしていて、金八先生とかアントニオ猪木さんとか…」

草川「少し先になりますが、『ここだ!』ってわかる中島さんのモノマネシーンがあるので、それも楽しみにしてください!」

中島「すごく変な回とかもあります(笑)」

中島歩 プロフィル

1988年10月7日生まれ。宮城県出身。184センチという長身を生かしてモデルを経験したのち俳優に転向。2013年、舞台「黒蜥蜴」の主役でデビュー。NHK連続テレビ小説「花子とアン」(14年)「あんぱん」(25年)のほか、連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(24年、TBS)「愛の、がっこう。」(25年、フジテレビ)など、さまざまな作品に出演している。

草川拓弥 プロフィル

1994年11月24日生まれ。東京都出身。2008年芸能界デビュー。12年3月、メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」に加入。現在、放送中のフジテレビ「東京P.D, 警視庁広報2係」、テレビ朝日系「ぜんぶ、あなたのためだから」にも出演中。阪元監督が脚本監修を担当する香港・日本の合作アクション映画「殺手#4(キラー・ナンバー4)」が今春公開予定。

取材・文:松下光恵

配信元: iza!

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