女優の松下奈緒が主演する連続ドラマ「夫に間違いありません」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第5話が2月2日に放送される。ヒロイン朝比聖子(松下)の店で働くことになった葛原紗春(桜井ユキ)が、聖子の夫、一樹(安田顕)の写真を見て「あること」を思い出す。
「夫に間違いありません」とは?
遺体の取り違えというショッキングな事件から着想を得たオリジナル作品で、ある日突然、夫が失踪し、その後に事故死したと告げられながらも、1年後に生きて戻ってきた夫と再会するというヒューマンサスペンスドラマ。家族たちを守るために奮闘する母親の姿が描かれる。
「夫に間違いありません」第4回のストーリー展開(ネタバレあり)
一樹が保険金詐欺を理由にキャバ嬢の藤谷瑠美子(白宮みずほ)から恐喝され、もみ合いの末に彼女を殺害した。連絡を受けた聖子は自首を促すが、一樹は「黙っていればバレない」と拒否。子供たちが「殺人犯の子になる」と言い立て、聖子も共犯だと言い放った。翌日、瑠美子の死が報道される。聖子の息子、栄大(山崎真斗)は、彼女が、同級生の藤木快斗(二井景彪)に教えられて訪れたアパートで見かけた女性だと気づく。
栄大は叔父の光聖(中村海人)に相談。母が事件に関与している可能性を伝え、「これ以上悲しいことがあったら、お母さんが壊れてしまう」と目を潤ませた。光聖はそのアパートへの訪問を約束し、数日前に届いた「家族を守れなかった」という聖子からのメッセージを読み返した。そこへ婚約者の九条まゆ(松井玲奈)が帰宅。彼女の母で国会議員のゆり(余貴美子)から預かったという「縁守り」を手渡された。
後日、そのアパートを訪ねた光聖は、かつて一樹が着ていたセーターが窓にかかっているのを見つけ、一樹の生存を確信。保険金を自分が用意するという光聖は、姉に自首を強く勧めた。聖子は一樹の殺人を告白し、子供たちを殺人犯の子供にしたくないと泣きながら訴える。衝撃の真実が続々と明らかになり、動揺を隠せない光聖だったが、「地獄に栄大と亜季を道連れにできない」と述べ、自分も一緒に背負うと協力を申し出た。聖子は身元確認の際、右手の甲に2つのホクロがあったことが決め手だったと説明し、行方不明家族会で知り合った紗春の夫、幸雄(今里真)にも同じ所にホクロがあったと続けた。光聖は栄大を呼び出し、部屋を間違えただけで、すでに聖子の知人は引っ越したと嘘をついた。その後、聖子に連絡し、栄大がその住人は紗春だと思い込んでいると伝え、紗春と連絡を取らないよう念を押した。
しかし、義母のいずみ(朝加真由美)が紗春と親しくなり、聖子の知らないところで自宅に招いていた。戸惑う聖子をよそに、紗春は翌日も来たいとねだり、一樹の仏壇に手を合わせた。 聖子は、いずみの認知症が進行して疲れやすいため、今後は家や店に来ないでほしいと頼む。渋々納得する紗春だったが、ひょんなことから一樹の若かりし頃の写真を目にし、「ウソでしょ…」と絶句する。幼い栄大を抱く一樹の手には、幸雄と同じ「2つのホクロ」があった。
週刊誌記者の天童弥生(宮沢氷魚)は、瑠美子が殺害されたニュースに接し、取材時に目撃した「イルカの絆創膏」を思い出す。同じものを持っていた聖子を訪ねた天童は、事件への関与を追及したが、聖子は「知りません」と首を振った。聖子は天童に、ゆりに嫌悪感を抱く理由を尋ねる。新聞記者だった天童は、かつて母親の虐待事件を記事にしたことがあり、それが原因で加害者が自殺未遂をしていた。その後、新聞記者を辞めた天童は「罪を犯したから家族は壊れたんです」と強調。その言葉に、聖子は動揺を隠せなかった。さらに天童は、稲城建設と光聖が勤める常浜銀行の不透明な融資関係に辿り着く。
一方、ゆりに呼び出された光聖は、稲城建設の社長(阪田マサノブ)から入札成功への感謝と、さらなる不正への協力を求められる。これ以上は関われないと拒絶する光聖に、ゆりはお守りを受け取ったことを確認したうえで「あれは光聖くんと九条家の縁をしっかり結ぶためのお守り。縁を結んだら、絶対に裏切ったりはできないの」と冷酷に言い放った。
「夫に間違いありません」第5回 見どころ
一樹の写真を見た紗春は、一樹の右手の甲にある2つ並んだホクロを見て驚くが、聖子の心配をよそに、特に怪しむ様子もない。むしろ何かと共通点が多い聖子に運命を感じているようだった。
さらに数日後、聖子が「もう来ないでほしい」と牽制したにもかかわらず、再び家にやって来た紗春は、突然、店で働かせてほしいと言い出す。スーパーのシフトを減らされてしまったという。これ以上紗春に関わりたくない聖子は「人を雇う余裕はない」ときっぱり断るが、夫が加入している生命保険の保険料が支払えそうにないと聞くと、遺体を取り違えた罪悪感から、紗春に週3日のパートを頼むことにする。
店で働き始めた紗春は、飾ってあった一樹の写真を見て思わぬことを言い出す。一樹が行方不明中だった時期に、立ち飲み屋の前で見かけた男が一樹に似ていたという。聖子は動揺しながらも恐らく別人だと否定するが、一樹に確認すると、どうやら本人で間違いないらしい。聖子は、顔をはっきり認識された以上、絶対に紗春と接触することがないよう、一樹に釘を刺す。
光聖は、ゆりから「ある相談」を持ちかけられる。それは光聖自身の家族を壊しかねないこと。そんな光聖の前にある人物が現れる。

