家庭でできる交通事故対策
新学期に向けて、家庭でできる交通事故対策を改めて確認しておきましょう。
■安全な横断の仕方を徹底する
小学1年生の交通事故は、道路を横断している最中に起こるケースが多く見られます。横断歩道や信号のある場所を利用すること、必ず立ち止まって左右を確認してから渡ること、信号が青でも周囲を確認しながら歩くことを、繰り返し伝えることが大切です。
また、子どもは大人の行動をよく見てまねします。「信号が点滅しているけれど急いでいるから走って渡ろう」「少し先の横断歩道まで行くのは面倒だから、目の前の道路を渡ってしまおう」といった大人がついやりがちな行動は、そのまま子どもに影響します。親を含めた周囲の大人が率先して交通ルールを守る姿勢が求められます。
■信号待ちの立ち位置を具体的に教える
信号待ちの際の立ち位置は「下がって待とう」といった抽象的な表現ではなく、「白線の内側」「この電柱より後ろ」といったように、子どもが理解しやすい具体的な基準で伝えることが効果的です。
■反射材を付ける
反射材は、車から見えやすい位置に付けることが効果的です。ランドセルの背中だけでなく、側面や肩ベルトなど複数箇所に付けることで、夕方や雨天時でも視認性が高まります。
■目立つ色の服や小物を身に着ける
黒や紺などの暗い色は、夕方や曇りの日には背景に溶け込みやすくなります。服装だけでなく、帽子やランドセルカバー、キーホルダーなどの小物でも、ドライバーが認識しやすい明るい色を意識して選ぶことが大切です。
■通学路を子どもと一緒に歩いてシミュレーションする
通学路やよく遊びに行く場所までのルートを、子どもと一緒に歩いて確認しましょう。見通しが悪い交差点や曲がり角では立ち止まって左右を確認すること、看板などで道の先が見えない時には頭だけを出して車やバイクが来ていないか確認することなど、危ない場所を指摘するだけでなく、具体的な行動として伝えることが大切です。
■見守りGPSを活用する
見守りGPSは現在地をリアルタイムで確認できるだけではありません。子どもがどのようなルートを通って移動したのかを把握することができます。この機能を活用して登下校ルートに危険な場所がないか、寄り道をしていないかを子どもと一緒に確認することで、家庭での交通安全意識の向上につながります。
また、GPSで把握したルートや遊び場を実際に歩いてみて、危険な場所がないかを確認するのも一つの方法です。
新学期前に交通安全対策の確認を
入学や進級によって子どもが成長し、1人で行動する場面が増える時期は、これまで以上に安全への配慮が必要になります。新学期を迎える前に、日々の声かけや家庭での交通安全教育、見守り方法などを改めて見直すことが大切です。
