タレントの黒柳徹子が司会を務める長寿番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が2日に放送され、堺正章と井上順がゲスト出演した。放送開始50周年を迎え、約1万3000回の歴史を支えてきた徹子だが、旧知のベテランコンビによる爆笑トークを前に、最後は「何の話をしたか覚えていない」と白旗を上げた。
冒頭、50周年という偉業を堺が「大変なことですよ」と労うと、彼女はこれまでの内容について「(お話も)ほとんど覚えていますよ」と自信をのぞかせた。しかし、印象に残ったゲストを問われると、「言えないですよね、そういう発言はしないようにしています」と回答を控え、全員を公平に大切にする姿勢を見せた。
2人は伝説のグループサウンズ「ザ・スパイダース」での出会いから60年。16歳で加入した井上に対し、先に在籍していた堺は「ちょっと生意気な感じがした」と当時の第一印象を明かし、スタジオの笑いを誘った。
そんな堺は今年、井上も来年で80歳を迎える。徹子が「相当(な年齢に)きましたね。私も思いますけど、80って相当ですね」と語ると、堺は「僕はあまり年齢を気にしない」。井上もスクワットやタップダンスを披露し、ハツラツとした姿を見せた。
徹子は終始、2人の阿吽(あうん)の呼吸に笑い声を上げていたが、締めのあいさつが終わると「フフフ…何の話したのか全然覚えていない」とポツリ。冒頭の宣言を自ら覆すほどの、賑やかなひとときとなった。

