日本バスケットボール協会は2日、男子日本代表のトム・ホーバス監督(59)との契約を終了したと発表した。「今後の代表強化に関しての、方向性の相違によるもの」だとしている。本来の契約期間は2028年のロサンゼルス五輪までだった。
ホーバス監督は女子日本代表を率いた2021年東京五輪で日本に史上初の銀メダルをもたらした後、男子代表の監督に就任。23年のW杯でパリ五輪の出場権を獲得するも、五輪本大会では3戦全敗に終わった。
パリ五輪後にホーバス監督の続投が決まったことを受け、2024年11月にエースの八村塁(27)=レーカーズ=が、同監督の指導法や手腕が「世界レベルではないんじゃないか」と公に疑問を呈しており、両者の確執が表面化していた。ホーバス氏は選手時代にNBAでのプレー経験はあるが、指導者としては女子チームの指導経験しかなく、男子チームを率いたのは日本代表が初めてだった。
ホーバス監督が任期途中で事実上の解任となったことを受け、SNSでは
・これによって確執が噂されていたレイカーズ八村選手が代表活動に今まで以上に積極的になる
・女子も男子も強くなったのは間違いなくホーバスさんの功績が大きい ただ、男子が次のステップに行くには必要な決断だと思う まずは八村を呼べる新監督の就任をよろしくお願いします
・ホーバスの功績はたしかにリスペクトに値すると思うけど、八村との確執はそれ以上に悪影響だった気がする
と男女日本代表の強化に貢献した同監督をたたえるとともに、八村の積極的な代表参加を期待する声が上がった。
ただ、チームはW杯アジア1次予選(26日・中国戦、3月1日・韓国戦)を控えていることから、「W杯予選の直前なのに」と解任のタイミングを不安視する声もあった。

