俳優の堤真一が、4月スタートの連続ドラマ「日曜劇場『GIFT』」で主演を務めることが決まった。車いすラグビーの世界を舞台に、畑違いの宇宙物理学者が弱小チームを日本一へと導く姿を描く。堤が日曜劇場に主演するのは「ザ・ドクター」(1999年)以来、約27年ぶりとなる。
「GIFT」とは?
Netflixで配信された「サンクチュアリ -聖域-」や、2023年に同局で放送された「クジャクのダンス、誰が見た?」を手がけた金沢知樹氏がオリジナル脚本で描く連続ドラマ。題材は、車いす同士の激しい接触が許され「マーダーボール(殺人球技)」とも呼ばれる「車いすラグビー」で、24年のパリ・パラリンピックで日本代表が金メダルを獲得し、注目を浴びるこの競技を、日本車いすラグビー連盟監修のもとキャスト陣が体当たりで演じる。臨場感あふれる試合シーンも見どころの1つだ。
堤が演じる伍鉄文人(ごてつ・ふみと)は、天才的な頭脳を持つ宇宙物理学者。ブラックホールを研究する大学准教授だが、思ったことを直言して周囲を傷つけてしまうため孤立し、難問の解明だけを生きがいとしてきた。そんな伍鉄が、従姉妹の日野雅美がヘッドコーチを務めるチーム「ブレイズブルズ」の練習を見学し、個性豊かな選手たちと出会う。3年間負け続け、一体感のない弱小チームを目にした彼は「最高だよ! このチーム問題山積みだね!」と面白がり、ルールも知らぬまま「僕なら勝たせることができます。このチームを日本一にさせましょう」と宣言する。最初はただ勝てないという難問を解いていくだけのつもりだった伍鉄が、チームの課題への答えを導き出していくなかで、本気でぶつかり合う選手の人生の傷を知り、自身の抱える難問とも向き合っていく。
堤真一 コメント
「この物語は『車いすラグビー』が主役だと思っています。あくまでも僕はうまくサポートする立場でいたいと考えています。
選手役の皆さんは撮影に入る何か月も前から練習をしていたので、撮影に入ったときには本当に驚きました。皆さんの並々ならぬ努力と気概を強く感じました。
僕の役柄は、ラグビーの試合が宇宙の構造と似ていることから興味をもってコーチになるという宇宙物理学者なのですが、モノの見方も科学的で、どこか数式的な物事の考え方をしています。その孤独な男がチームと競技によって心が開いていくんです。
そして、障がいやパラスポーツという垣根がなくなり、皆それぞれの生き方が交錯し、仲間と家族の大切さを知っていきます。そんな絆と再生の物語を、ぜひ楽しんでいただきたいと思います」

