酪農家が「嘘だろ…」と驚いた1頭の牛の姿が、X(Twitter)で150万回以上の表示数、約4万6000件の“いいね”を集めるほど反響を呼んでいます。
謎の行動とシュールな見た目
投稿したのは、岡山県瀬戸内市の酪農家・こばちゃん(@_NYUKATU)さん。牛乳の価値を高めることを目標にしたポッドキャスト番組「酪していきぬくラジオ」(Apple Podcast/Spotify/Amazon Music)をほぼ毎日配信し、酪農現場からの生の声を発信しています。
話題になった写真には、1頭の牛がなんと牛ふん堆肥に登り、頂上付近で体をその山に寄せる姿が写っています。前足が堆肥にズボッと埋まった様子が、なんだかゲームのバグのように見えるシュールさもあり、牛さんの穏やかな表情も相まってじわじわきます……。この不思議な行動は一体?
その理由は……
こちらの“牛ふんの山”は堆肥化中のもので、どうやら牛さんは暖を取るために体を密着させようとしていたようです。ふんはそのままだと作物に悪影響を与える物質があるため、安定化などのために微生物の作用で分解・除去します。その際には熱も発生し、それにより病原菌や雑草の種子が死滅するそうです(参考:農林水産省1/2)。
近くを通りかかったのか、知っていたのかはわかりませんが、ある意味で賢い方法(?)でホカホカ暖まる牛さんなのでした。

