女優の髙石あかりがヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(総合ほか)。10日に放送される第92回の見どころを解説する。
朝ドラ「ばけばけ」第92回(2月10日放送予定)ポイント
松江中の校長になる錦織友一(吉沢亮)、島根の教育を盛り上げると意気込む
熊本行きの説明を受ける雨清水タエ(北川景子)と勘右衛門(小日向文世)
錦織、島根県知事の江藤安宗(佐野史郎)から「ある報せ」を受ける
朝ドラ「ばけばけ」第19週「ワカレル、シマス。」(第91〜95回)これまでのストーリー展開(ネタバレあり)
ある晩、夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)は書斎にトキを呼び、気候が温暖な熊本で英語教師をしたいと伝えた。トキは熊本に関する知識がなく、突然の話に戸惑うばかり。ヘブンは熊本の魅力を説くが、トキは「私は行きません!」の一点張りで、「松江とも、そして何より家族とも、家族の誰とも離れたくありません!」と拒絶し、絶対に行かないと怒りを露わにした。ヘブンは松野家の家族はもちろん、遠戚の雨清水家や義祖父母の勘右衛門・タツ(朝加真由美)夫婦も連れて行くと言うが、トキは納得しない。「連れていくって…。みな嫌がるでしょう。みな、出雲の人だけん」とし、「ひとりでも反対したら、私も行きませんけん」と言い張った。
そのころ、通訳の錦織は自宅でヘブン著の「日本滞在記」を読み、自身の記述にニヤニヤが止まらなかった。部屋には虫がいた。兄が虫嫌いなことを知っている弟の丈(杉田雷麟)は不思議がるが、それはヘブンが次の作品を書くための錦織なりの努力だった。そして錦織は、丈に今後の進路について尋ねた。丈はゆくゆくは帝大へ進学したいという。錦織が校長就任に応じたのは、ヘブンが在籍する松江中の看板を使い、弟たちを帝大へ送る道筋を作るため。錦織は「俺とヘブン先生が、帝大に連れていく。お前はとにかく、勉強を頑張れ。いいな?」と丈を鼓舞した。丈は「うれしい。兄貴にそう言ってもらえて」と言った。
翌朝、ヘブンはいきなり義両親の司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)に熊本行きの意向を伝えた。トキは戸惑いながらも、熊本の高等中学で英語教師をやらないかと誘われていると説明。司之介とフミは、トキたちが夫婦ゲンカをしている訳を知り納得。司之介は松江を離れる気はなかったが、「ヘブンに出ていかれるっちゅうことは…また長屋暮らしか、それはかなわんのう」とつぶやき、返事を先送りした。「カンガエル、ネガイマス」と頭を下げるヘブン。トキは司之介が断ると思っていたのか、否定しなかったことに驚いた。
トキは相変わらず、外出時は顔を隠すようにショールを巻いていた。フミはそんな娘を心配そうに見送った。
朝ドラ「ばけばけ」第92回 見どころ
登校するヘブンを迎えに来た錦織は、松江中の校長になり、ヘブンと島根の教育を盛り上げると意気込む。数日後、トキとヘブンは、松江を離れ熊本に行くことを説明しに、タエと勘右衛門のもとを訪れる。トキが反対するなか、ヘブンの話を聞き、タエと勘右衛門がそれぞれの考えを明かす。
一方、錦織は島根県知事の江藤安宗(佐野史郎)から「ある報せ」を受ける。
朝ドラ「ばけばけ」とは?
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。

