夫と恋人関係だったときの話です。彼は当時、私に対して「かわいいものが好き」「女の子らしいものが好き」という印象を抱いていました。しかし、実際は真逆。ただ、イメージを崩したくないという思いがあったのでしょう。無意識に彼の前では「女の子らしい女の子」を演じていました。そんなとき……。
本当は「かわいい」とは程遠い私
なぜか彼の中で私は「かわいいものが好きな、女の子らしい女の子」というイメージだったようです。しかし実際の私は、シャチやサメのようなカッコいい大きい生物や、ネッシーなどのUMA(未確認生物)を扱ったテレビ番組や動画を見ることが大好き。自分でも「かわいい」とは程遠いなと感じていました。
嫌われたくないという思いもあったのだと思います。そんな「本当の自分」は無意識に隠して、彼の前では「女の子らしい女の子」として振る舞っていました。
テレビを前に固まる彼が
そんなある日、彼が急にわが家へ遊びにくることになりました。お茶の準備をしてリビングへ向かうと……テレビのリモコンを手に固まる彼の姿が。
テレビ画面には録画一覧が表示されていて、そこに並んでいたのは「巨大生物特集」「UMAは本当にいるのか!?」などといった、私のお気に入りの番組の録画。
彼から、若干戸惑った感じで「これ、花子が見るんだよね……?」と聞かれ、私は正直にUMAなどの未確認生物が大好きであることを明かしました。彼はびっくりしていたようですが、少し時間をおいて「それはそれでかわいいと思う。ギャップで」とひと言。嫌われなくてちょっとホッとした瞬間でした。

