ミラノ・コルティナ冬季五輪第3日が8日(日本時間9日)に行われたフィギュアスケート団体で、日本は2大会連続となる銀メダルを獲得した。ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組と女子シングルの坂本花織がフリーで会心の演技を見せて首位を飾り、一時は米国と同点のトップに並んだ。大激戦で迎えた最終種目、男子フリーで重圧に打ち勝つ演技を見せた佐藤駿が銀メダルを確定させた。メダルの色を超え、キスアンドクライで見せた選手間の熱い抱擁と、涙ながらに健闘を称え合う“チームJAPAN”の固い絆は世界中のフィギュアファンを感動させ、SNSには「どんな結果でも金メダル」「まるで家族みたい」と、絶賛の声が殺到している。
「りくりゅう」三浦、興奮のあまり椅子から横転寸前
この日、首位の米国を5点差で追う日本は、ペアのフリーに出場したりくりゅうが完璧な演技を披露。ショートプログラムに続いて、自己ベストとなる155.55点で1位を獲得した。予想外の高得点に三浦がキスアンドクライで興奮のあまり立ち上がって喜びを爆発させ、その後も椅子から横転しそうになり、コーチが慌てて支えるシーンがあった。演技後、木原は「何度もシングルの方に助けられてきた。今度は僕たちがチームジャパンを助けられるようにと強い気持ちを持って今回も臨んでいた」と過去の五輪のくやしさを原動力にしたことを明かした。
坂本花織は「ひょっこり」で爆笑誘い、涙の同点トップへ
りくりゅうから最高の形でバトンを受けた坂本もフリーで会心の演技。キスアンドクライでは男子の鍵山優真らとともに壇上から一瞬姿を消すと、中野園子コーチの「せーの」の合図に合わせて、同時にひょっこり顔を出し視聴者を笑わせた。その後、トップの得点が表示され、総合得点で米国に並んだことが分かり、涙を流した。
プレッシャーに打ち勝った佐藤駿、銀メダルを確定
金か銀。メダルの色の行方がかかるなかで大役を任された佐藤は、滑走直前にライバルのイリア・マリニンが200点超えを記録。それでも初の大舞台に臆することなく、完璧な演技を見せた。自己ベストをマークしたがマリニンには一歩届かず、銀メダルとなった。
下をうつむきながら涙する佐藤に、坂本も鍵山も号泣しながら健闘を称えた。その姿に日本ならず、世界のフィギュアスケートファンが胸を打たれ、SNSには
「どんな結果でも金メダル」
「世界がチームJAPANの、かわいらしさに泣いた」
「佐藤駿の計り知れないプレッシャーでの演技は素晴らしかった」
「心の中ではTEAM JAPANが金メダルだよ」
「日本チームは演技だけでなくリンク外でのみんなの表情がいい」
と、日本チームを絶賛する声が殺到。また会心の演技にガッツポーズをする佐藤を、立ち上がって歓喜するチームメイトや号泣して見守る坂本の姿に
「スポーツ史上最高の写真」
「坂本は最高にやさしいプリンセス」
「フィギュア団体だけで涙枯れました」
「まるで家族みたい」
と、チーム一丸で銀メダルをつかみ取ったことに胸を打たれる人が多くいた。

