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皮膚がん「メラノーマ」で”痛みのない検査”はある?3つの検査法を医師が解説!

皮膚がん「メラノーマ」で”痛みのない検査”はある?3つの検査法を医師が解説!

メラノーマと聞くと皮膚の病気という認識の方が多いのではないでしょうか。

転移のないメラノーマは生存率は高いですが、転移すると生存率が大きく下がってしまうことも少なくありません。

本記事ではメラノーマの検査方法を解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「悪性黒色腫(メラノーマ)が転移」した場合の「余命」は?ステージ別の生存率を医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

山本 康博

監修医師:
山本 康博(MYメディカルクリニック横浜みなとみらい)

MYメディカルクリニック横浜みなとみらい院長
東京大学医学部医学科卒業 医学博士
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医 日本内科学会認定総合内科専門医

悪性黒色腫(メラノーマ)とは?

メラノーマは皮膚がんの一種ですが、皮膚がんにもさまざま種類があり、皮膚メラノーマとそれ以外の基底細胞がん・扁平上皮がん・血管肉腫に大別されます。メラニンをつくる細胞ががん化したものだと考えられており、悪性度の高いがんです。見た目はほくろに似ており、黒く目立つ特徴があります。
紫外線が発症のリスクとなるため、頭部・顔面・頸部・手の甲などの紫外線を浴びやすい部位に発症します。しかし、日本人は足底部に好発することが少なくないです。

悪性黒色腫(メラノーマ)の検査方法

メラノーマの検査方法は以下の3つがあります。

ダーモスコピー検査

生検検査

センチネルリンパ節生検

3つの検査にはそれぞれ目的や方法が異なり、メラノーマの進行度によっても使い分けられています。

ダーモスコピー検査

ダーモスコピー検査は、顕微鏡で皮膚表面を拡大して観察する検査方法です。顕微鏡で拡大して観察するだけのため痛みがなく、費用が抑えられるので手軽に検査を受けることができます。ダーモスコピー検査では、皮膚表面の色素の観察ができてメラノーマなのか、ほくろなどの身体に影響のないものなのかを診断できます。
しかし、皮膚表面だけを拡大して観察するため、真皮の下のメラノーマの判別はできません。

生検検査

生検検査は、病変の一部を皮膚から切除して顕微鏡で組織を調べる方法です。ダーモスコピー検査でメラノーマなのかそれ以外の組織なのかを鑑別できなかった場合に用いられます。皮膚の一部を切除するため痛みを伴いますが、腫瘍が良性か悪性かの判別も可能です。
メラノーマの一部を切除するとがんが転移しやすくなるという考えもありましたが根拠が乏しく、今では転移する可能性が低いと考えられています。

センチネルリンパ節生検

メラノーマは早い時点でリンパ節に転移する場合が少なくありません。がん細胞から流出したリンパ液が最初に入り込むリンパ節をセンチネルリンパ節といいます。
センチネルリンパ節生検検査には色素法やラジオアイソトープ法などがあり、薬液をがん細胞周囲に注射し、リンパシンチグラフィーで撮影してリンパ節への転移の有無を調べる検査方法です。組織を生検し、がん細胞が発見できなければリンパ節への転移の可能性はほとんどないと推察されます。

配信元: Medical DOC

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