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認知症対応型共同生活介護とは?グループホームでの生活の様子やケアの特徴、利用条件を解説

認知症対応型共同生活介護とは?グループホームでの生活の様子やケアの特徴、利用条件を解説

グループホームにかかる費用と利用条件、手続き

グループホームにかかる費用と利用条件、手続き

続いて、グループホームを利用する際に知っておきたい費用の目安や利用条件、そして実際に利用を開始するまでの手続きの流れについて解説します。

費用の目安

グループホームの費用は、介護サービス費の自己負担分に、居住費や食費などの生活費、さらに日用品費などの実費を加えたものです。介護サービス費には公的介護保険が適用され、自己負担は原則1割(所得により2~3割)ですが、居住費や食費、日用品費は保険適用外のため全額自己負担です。

施設によっては入居時に一時金や保証金が必要な場合があります。金額は無料の施設もあれば100万円ほどの高額な設定の施設もあり、内容や返還条件は施設ごとに異なるため、契約前の確認が重要です。月額費用は、介護サービス自己負担分に加えて家賃、食費、水光熱費、日用品費などが含まれ、平均すると10~30万円前後が目安とされています。

また、医療連携体制や若年性認知症受け入れなどに応じた加算費用が発生するほか、おむつ代や理美容代、レクリエーション費などの実費がかかります。これらの細かな費用も含め、事前に料金表を確認することが大切です。

さらに、高額介護サービス費制度や低所得者向けの負担軽減制度を利用できる場合もあり、生活保護受給者については自治体と施設への事前相談により、自己負担を抑えて利用できる可能性があります。

利用条件

グループホームへの入居には、介護保険制度上いくつかの条件があります。主な利用条件は以下のとおりです。

認知症と診断されている

要介護認定で要支援2以上である

65歳以上(第1号被保険者)である

住所地が施設と同一市町村である

共同生活に支障がない

条件に該当するかどうか不明な場合は、ケアマネジャーや自治体窓口に相談するとよいでしょう。

利用開始までの流れ

グループホームの利用開始(入居)までの一般的な流れは次のとおりです。

お住まいの地域にどのようなグループホームがあるか情報収集する

候補の施設に直接連絡し、空き状況の確認や見学の予約をする

申し込みと書類の提出を行う

契約後に利用開始の準備をする

ただし、待機が長い場合は数ヶ月~1年以上かかることも考えられます。早め早めの行動と並行して複数施設への申し込むとよいでしょう。また、体験入居を受け入れるグループホームもあります。正式入居前に数日~1週間程度体験利用し、ご本人との相性を確かめることができる制度ですが、この場合介護保険は適用されず全額自己負担です。

グループホームを選ぶポイント

グループホームを選ぶポイント

一口にグループホームといっても、運営法人やスタッフ体制、設備、雰囲気、費用などは施設ごとにさまざまです。後悔のない選択をするために、以下のポイントに着目して比較検討しましょう。

費用負担

グループホーム利用は長期に及ぶ可能性が高いため、無理なく払い続けられる金額であることが重要です。毎月の利用料のほか、入居一時金や保証金の有無や金額も確認しましょう。初期費用が高額な施設では月額費用を抑えているケースもありますので、総合的な支出を確認します。また何にどれだけ費用がかかるか内訳を把握することも大切です。家賃や食費が明示されているか、オプション料金の設定は妥当かなど確認しましょう。

介護と医療の体制

グループホームによって、スタッフの配置体制や医療連携に差があります。まず介護職員の数や資格を確認します。また、巡回頻度やオンコール体制など、夜間帯の対応はどうか質問しましょう。看護職員の有無も重要です。持病がある場合や医療的ケアの必要性が高まる可能性がある場合は、看護師常勤や医療連携がしっかりとした施設を選ぶとよいでしょう。そのほか、防災避難体制や感染症対策なども含め、介護や医療への安心感が持てる施設かどうか確認するようにしましょう。

入居者やスタッフの雰囲気

実際に足を運んだ際に感じる施設の雰囲気はとても大切です。入居者の表情は穏やかでしょうか。スタッフは入居者に対して優しく声をかけ、丁寧に接しているでしょうか。見学時には職員と入居者のやり取りを観察しましょう。例えば、車椅子の方に目線を合わせて話しかけている、皆で歌を歌って楽しんでいる、といった光景が見られれば理想的です。直感も交えながら、雰囲気のよい施設を選びましょう。

自宅からのアクセス

グループホーム選びでは立地やアクセスも見逃せません。まず家族の訪問のしやすさです。あまり遠方の施設を選ぶと面会が負担になり、疎遠になりがちです。できれば自宅から無理なく通える距離の施設を選びましょう。定期的な面会や一時外出・外泊にも支障がない方が、ご本人の安心感や家族の満足度も高まります。

配信元: Medical DOC

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