女優の髙石あかりがヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(総合ほか)。17日に放送される第97回の見どころを解説する。
朝ドラ「ばけばけ」第97回(2月17日放送予定)ポイント
トキとレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)夫婦、熊本での生活が不満
ヘブン、英語教師のロバート・ミラー(ジョー・トレメイン)に不満ぶつける
父の司之介(岡部たかし)に不審な動きで松野家に波乱か
朝ドラ「ばけばけ」第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」(第96〜100回)これまでのストーリー展開(ネタバレあり)
明治25(1892)年2月。トキとヘブンらが熊本に移り住み、3カ月ほどが過ぎた。両親の司之介とフミ(池脇千鶴)、松江からはヘブンを慕って錦織友一(吉沢亮)の弟、丈(杉田雷麟)と正木清一(日高由起刀)がついてきた。丈と正木は、ヘブンが教鞭を執る第五高等中学の予科で勉強をしている。朝の食卓には、ヘブンの好みに合わせたトーストやコーヒーなどの洋食に加え、トキの好物であるしじみ汁や、司之介のためのれんこんの煮物が並ぶ。これらは女中のクマ(夏目透羽)が用意した献立だ。
ヘブンは、熊本に来たことでトキに笑顔が戻ったことを喜んでいた。トキも熊本の環境を気に入り、来てよかったと口にする。車夫の永見剣造(大西信満)が引く人力車に揺られるヘブンだが、隣に親友の錦織がいないことにさびしさを覚えていた。ヘブンは丈と正木をじゃんけんさせ、勝った方を人力車に同乗させていた。この日は丈が勝った。
ヘブンを見送ったトキとフミは、どこか元気がない。女中のクマが食事、掃除、洗濯など、家事全般を完璧に取り仕切り、2人に一切の手出しをさせないため。高い給金をもらってお手伝いなどさせたらバチが当たるというのがクマの言い分だった。
ヘブンは熊本の温暖な気候を期待していたが、思いのほか厳しい寒さに気が滅入っていた。また日本的な文化が松江に比べて少ないことも不満で、それは同僚のロバートも同じだった。トキとフミも手持ち無沙汰で退屈しており、毬で遊ぼうとしたが、ケガをする恐れがあると、またもクマに止められる。司之介もまた、不自由のない生活のなかで暇を持て余し、「張り合いがなくてのう」とぼやく。司之介は、熊本に来てから刺激がなく生きている心地がしないと語り、「このままだと腑抜けになってしまいそうなんじゃ」ともらした。フミはその心情に理解を示し、トキも共感しつつ、平穏な暮らしを与えてくれるヘブンへ感謝した。ヘブンはトキに「ダイジョウブ。ワカリマス」と言った後、「ワタシモ」と小さい声で呟いた。トキはその一言が気に掛かった。
朝ドラ「ばけばけ」第97回 見どころ
トキとヘブンは、熊本での生活に慣れるほど不満を募らせていく。ヘブンは同僚の外国人教師、ロバートに熊本への不満をぶつける。その頃、トキとフミはクマから逃げていた。
一方、司之介はひとりこっそりと、「ある人物」との密会を進める。熊本の生活に不穏な気配が漂い始める。
朝ドラ「ばけばけ」とは?
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。
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